移住・結婚手続き

【国際結婚】海外在住の日本人が日本で外国人と婚姻!婚姻手続きの流れと必要書類

投稿日:2020年1月9日 更新日:

国際結婚となると、日本人同士の結婚の手続きよりもやることがどうしても多くなってしまうのですが、一つずつ順を追ってじっくりと進めて行くことが大事です。

 

私は2019年11月にオランダ人の相方くんと結婚しましたが、オランダで先に婚姻手続きをするか、日本で先にするかをまずは決める必要がありました。

 

色々考えた結果、日本で婚姻手続きを先にすることに決めましたが、その理由は以下の通りです。

  • 日本の地元の市役所に婚姻届けを出したかった
  • 日本人なので日本で結婚手続きをしたかった
  • 日本で挙式・披露宴をあげる為に日本に一時帰国する予定だった

 

ほとんどが相方くんではなく私の希望と都合による理由です。笑

 

相方くん自体あまりオランダでの結婚の手続きなどにこだわりがなかったことなども幸いしました。

相方くん
オランダの結婚式は伝統感のない普通の人前式なので、日本の伝統ある神社での挙式の方が結婚の意味をより強く感じられると思い、日本での挙式に大賛成でした。

 

もちろん「挙式は日本でするけれど婚姻手続きはオランダ」で、という風にもできたわけですが、私が結婚する感をどうしてもしみじみと深々と日本の地元で味わいたかったので、日本で婚姻手続きをすることにしました。笑

日本で婚姻手続きをした後は、オランダに戻ってオランダで「日本で婚姻してきた」旨市役所に報告する必要があります。
ひさと

 

というわけで、今回は私達の婚姻手続きについて日本でどのように行ったかについて書いていきたいと思います。

この記事はこんな方におすすめ

  • 国際結婚でどちらの国で婚姻手続きをするか検討中
  • 国際結婚で婚姻手続きに必要な情報を知りたい
  • 海外に基盤を置いて既に海外在住だが一時帰国した日本で婚姻手続きをしようと考えている

国際結婚で海外在住者が日本で婚姻手続きする流れ

日本で婚姻手続きするのか外国でするのかを決める

まず、今回の私達の状況を改めてまとめておきます。

  • 私・日本人/相方くん・オランダ人
  • 私は既にオランダ移住して相方くんと一緒に住んでいる
  • 既にオランダに住んでおり、結婚後に住むのもオランダ
  • 結婚式を行う為に日本に2週間一時帰国
  • 結婚しても私の苗字は旧姓のままで相方くんの苗字には変更しない(要するに夫婦別姓)

 

現在オランダに既に住んでいるので、オランダで婚姻手続きをした方が良いのではないかと考えたりもしました。

 

特に悩んだのが、私の苗字の変更について。

日本で婚姻手続きをして苗字の変更もしてしまうと、日本滞在中にパスポートの名前も変更する必要があるのではないかということ。

そしてもしそうした場合、日本へ一時帰国する際の飛行機の往復チケットの名前は旧姓でされているのにパスポートの苗字が変わっているので、飛行機の搭乗の際に問題になるのではないかという部分を心配したからです。

 

何より、飛行機の予約名問題の以前に、パスポートの苗字変更の手続きを終えて苗字を書き替えられたパスポートを、日本一時帰国中の2週間のあいだに受け取ることが果たしてできるのかというところもそもそもの不安ポイントでした。

 

この私の苗字変更については「国際結婚すると苗字はどうなる?気になるお名前事情を実体験と共に紹介」の記事で詳しく書いていますので、是非のぞいてみてください。

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結局私は旧姓のままで、相方くんの苗字に変更しないことにしてそれに関する不安がなくなったので、オランダではなく日本で婚姻手続きをすることに決めました。

 

全体的な一通りの手続きの流れは以下の通りです。

手続きの流れ

  • オランダの役場で相方くんが必要な書類を取得する
  • 日本へ行く
  • 日本の役場で婚姻手続き
  • 婚姻後日本の役場で私がオランダでの手続きに必要となる書類を取得する
  • 取得した書類を日本外務省でアポスティーユ認証してもらう
  • 取得した書類をもってオランダへ戻る
  • 日本大使館で私の文書を英訳してもらう
  • 英訳した文書をオランダ外務省で認証してもらう
  • 必要書類をもって役場で婚姻手続き

 

それでは早速今回私たちが行った手続きの流れを紹介していきます。

 

日本での婚姻手続きに必要な書類

国際結婚での日本での婚姻手続きに必要な書類については、直接日本の地元の市役所にオランダへ移住する前に聞きに行ってきました。

 

結婚する相手の国籍によって市役所が受け取る必要のある書類が変わってくるので、市役所のホームページなどには詳細については載っていません。

 

また、市役所ごとや地域によっても内容が変わってくることがあるようなので、直接足を運んで念入りに確認することが大事です。

 

私の場合、相手がオランダ人ということを伝え、必要だと言われた書類が以下の通り。

  • 婚姻届
  • 相方くんのパスポートコピーとその日本語訳
  • 相方くんの出生証明書とその日本語訳
  • 相方くんの婚姻具備証明書(離婚歴がある場合はそれが分かる物も)とその日本語訳
  • 姓の変更用紙(苗字を外国人配偶者のものに変更したい場合)

届出する市区町村と届出人の本籍地が違う場合には日本人は戸籍謄本を持参する必要があります。

 

それでは一つずつ見て行きましょう。

 

婚姻届

これは一般のものと同じで市役所で貰える普通の婚姻届けです。

国際結婚の場合記入の仕方に注意点があります。

 

外国人の氏名

カタカナで記入

 

外国人の生年月日

西暦で記入(例:1984年3月20日)

※日本人は「昭和〇年」と和暦で記入します。

 

外国人の住所

その国での住所(今回はオランダ)をカタカナ混じりで日本語で記入

例:オランダ王国 南ホラント州 デン・ハーグ市 トビアスアセルラーン 5

※日本語で印刷されている「市・番地」などの印字の上にかぶってもいいので記入するよう言われました。

※外国人の住所の世帯主部分は記入不要

 

外国人の本籍

国名を記入

例:オランダ王国

 

婚姻後の夫婦の氏・本籍

夫婦の氏の部分にはどちらにもチェックは入れず、本籍地には自分が筆頭主となって登録する住所を記入。

私の場合実家の住所とは別に本籍地の住所がありましたが、これを機に実家の住所を私の新しい本籍地の住所として記入しました。

 

届出印・署名押印

オランダ人の相方くんは自分の普段使いのサインを本人が書き、押印はなし。

私は通常通りフルネームで名前を記入し押印しました。

 

相方くんのパスポートコピーとその日本語訳

これは外国人のパスポートの基本情報が載っているページをコピーしそのまま提出します。

また、パスポートの日本語訳も必要です。

翻訳は日本人パートナー(今回の場合私)が自分で翻訳し、ExcelやWordなどを使って作成したもので大丈夫です。

私が行った市役所ではパスポート翻訳用のテンプレート用紙(内容を日本語で書き込むだけ)をくれました。
ひさと

 

相方くんの出生証明書とその日本語訳

外国人の籍のある母国で出生証明書を発行してもらいます。(今回はオランダ)

 

日本に既に住んでいる外国人の場合、その国の在日大使館を通して手配できるようですが、私たちはオランダに住んでいるので、日本へ一時帰国する前に地元の役場に直接相方くん自身で申請して発行してもらいました。

 

日本語訳は日本人パートナーのお手製のもので大丈夫です。

私はExcelを使ってGoogle翻訳と相方くんがオランダ語を英語訳してくれた情報を頼りに作りました。
ひさと

翻訳者の名前部分は手書きの自分の署名が必要です。

実際に市役所で見せて貰った文書例と翻訳例

 

相方くんの婚姻具備証明書(離婚歴がある場合はそれが分かる物も)とその日本語訳

出生証明書と同じく、外国人の籍のある母国で出生証明書を発行してもらいます。(今回はオランダ)

 

ちなみに出生証明書と婚姻具備証明書のオランダの役場での発行に€20程かかり、相方くんはショックを受けていました(^^;)

 

相方くんの地元の役場では直接窓口での申請と受取ではなく、基本的にはオンラインで申請、そして郵送で送られてくるという形が取られているそうです。

 

意外に高いので私も驚きましたが、郵送だからでしょうか…。

にしても高い。笑

 

婚姻具備証明書についても日本語訳が必要ですが、出生証明書と同じく、日本人パートナーがお手製で作ったもので大丈夫です。

 

姓の変更用紙(苗字を外国人配偶者のものに変更したい場合)

これは先にも触れたように、自分の苗字を相手の外国姓に変更したい場合に必要な書類です。

 

詳しくは「国際結婚すると苗字はどうなる?気になるお名前事情を実体験と共に紹介」の記事に書いていますが、国際結婚をすると基本的に夫婦別姓になります

日本では夫婦別姓が認められていませんが、国際結婚に限っては夫婦別姓が基本となります。

 

今回私は結局苗字は変更せずに元の旧姓のままこれまで通りで行くことにしたため、今回この苗字変更の為の手続き用紙の提出はしませんでした。

 

必要書類を市役所へ提出

そんな感じで、以上の必要書類を揃えて市役所に提出します。

 

私達は日曜日に婚姻届けを出したかったので、当日を迎える前に全ての書類をチェックしてもらう為に市役所に前もって平日に一度足を運びました

日曜日は守衛さんに手渡すことになるので、守衛さんでは書類のチェックが出来ない為です。

 

間違いや抜けがないか全てチェックしてもらい、あとは日曜日に当直室の守衛さんに渡すだけでいいようにしてもらいました。

 

というわけで、日曜日の結婚式当日の朝早くに地元市役所を訪れ、当直の守衛さんに書類を渡して婚姻届けを受理してもらいました。

これで晴れて正式な夫婦となりました!

婚姻届け提出後の流れ

無事婚姻届けを提出して夫婦となったわけですが、この後にもまだ必要な作業が残っています。

オランダに帰ってからの婚姻手続きの為に必要な書類の取得です。

 

オランダでの婚姻手続きに必要な書類

日本で婚姻をしたという証明をオランダに帰ってからする為の必要書類をまずは市役所で取得します。

 

必要な書類は以下の通りです。

  • 新しく作られた自分が筆頭主となった自分の戸籍謄本
  • 婚姻受理証明書

 

新しく作られた戸籍謄本

新しい戸籍謄本には自分の両親の名前や自分の配偶者(今回の場合はオランダ人の相方くんの名前)や国籍などの情報が記載されています。

 

婚姻届けを提出する前のチェックで市役所に行った時に、婚姻届けを提出してからどれくらいで新しい戸籍謄本の発行ができるのかを係の方に尋ねたところ、婚姻届けが受理されてからだいたい一週間くらいには新しい戸籍謄本が出来上がっているとのことでした。

 

ですが、私達は2週間の日本での滞在期間の中の2週目の始まりに婚姻届けを提出する為、日本を出るまでに1週間もありませんでした。

 

その為なるべく早く新しい戸籍謄本を受け取れないかお願いしたところ、快く受け付けてくれ、日曜日に婚姻届けを受け付けた後、月曜日に処理して火曜日には戸籍謄本を出せるように手配してくれました。

 

婚姻受理証明書

婚姻受理証明書は、二人が結婚したということを証明する婚姻証明書ではなく、どうやら婚姻証明書というもの自体が日本の役場では発行できない?存在しない?ようです。

有料で記念に発行してもらえる賞状型の結婚証明書というのもありましたが、それはあくまで記念品というような形のものでした。
ひさと

 

婚姻証明書に近いような形の文書で何か発行してもらえないか市役所で尋ねてみたところ、婚姻届けを受理しましたという証明書「婚姻受理証明書」であれば発行できるとのことだった為、その発行をお願いしました。

 

書類には届出人の情報、いつ婚姻届けを受理したかということなどが記載されています。

 

取得した2文書のアポスティーユ認証

必要な2文書を取得した後は、それを日本の外務省でアポスティーユ認証してもらう必要があります。

 

この手続きについてはオランダのパートナービザ取得の申請の際にもしたことがあり、その時は直接大阪の外務省オフィスに足を運びましたが、今回はそんな時間がなかった為に郵送で依頼することにしました。

 

オランダのパートナービザ取得申請の際のアポスティーユについては「オランダ・パートナービザ取得への道【1】必要書類と入国審査、その他手続き」の記事に書いていますので良かったら参照してみてください。

合わせて読みたい!
オランダ・パートナービザ取得への道【1】必要書類と入国審査、その他手続き

こんにちは。 管理人のひさとです。 今日はオランダパートナービザの申請について書いてみようと思います ...

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郵送はローソンでレターパックを2つ購入し、一つを外務省からの返送用に自分宛(実家の両親の住所)の住所など全て記入して2文書と一緒に同封して大阪外務省オフィスに送付しました。

 

郵送したのが水曜日で、その二日後の金曜日に日本を発った私達でしたがなんとその金曜日に既に返送があったそうで、惜しい…!

 

返送されてきた2文書は両親にお願いしてオランダに郵送してもらい無事ゲットすることができました。

文書にはしっかりアポスティーユ認証済の用紙とスタンプがついてありました。
ひさと

 

2文書の公式な英語訳を在蘭日本大使館へ依頼

オランダに帰ってきて、無事アポスティーユ認証された2文書を手にして、次にすることは在蘭日本大使館に行くことです。

 

日本大使館で、アポスティーユ認証済の戸籍謄本と婚姻受理証明書を公式な文書として英語に訳して発行してもらえます。

 

大使館へ行って申請書類に記入し、提出して一週間程待って出来上がったものを取りに行きます。

婚姻手続きの流れ今回はここまで!

今日の時点で私たちは下記の全体的な流れのうち7番までたどり着いている状態です。

手続きの流れ

  • オランダの役場で相方くんが必要な書類を取得する(済)
  • 日本へ行く(済)
  • 日本の役場で婚姻手続き(済)
  • 婚姻後日本の役場で私がオランダでの手続きに必要となる書類を取得する(済)
  • 取得した書類を日本外務省でアポスティーユ認証してもらう(済)
  • 取得した書類をもってオランダへ戻る(済)
  • 日本大使館で私の文書を英訳してもらう(今ここ)
  • 英訳した文書をオランダ外務省で認証してもらう
  • 必要書類をもって役場で婚姻手続き

 

今回自分たちの基盤をオランダに置きながら日本で婚姻手続きをするということで、色々と考慮することがでてきましたが、オランダで婚姻手続きを先にしてその後に日本で手続きをするというパターンとは違う手続きの流れや手順になります。

 

また、上でも触れたようにもし苗字の変更をしていたら、上記の手続きの他にパスポートの氏名の書き換えや日本での各種サービス・契約の苗字の変更手続きなどをオランダに住みながらしなくてはならなかったところなので、最終的にはうまくおさまる話かもしれませんが、大混乱していたかもしれません(^^;)

 

私がまだ日本に住んでいて、ある程度の手続きを終えてからオランダに移住するという状況であれば、日本人同士が日本で結婚して苗字が変わったとしても同じ作業が必要になるので、それと同じような感じになっていたと思いますが…

先にオランダに移住して既にオランダに住んでいる状態での日本一時帰国中の婚姻手続きは時間が限られているので、是非この記事を私と同じような状況の方の一参考にしてもらえたらと思います。

 

今後の流れについてもまた追って記事にしていく予定ですので、乞うご期待!?です。

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