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イギリスボランティア留学

悲しい別れ…。そしてどんどん厳しくなるイギリス・ボランティアビザ取得の現在の動向

2018年6月23日

こんにちは!

とんでもなくお久しぶりの投稿になります。

ここ最近なかなかまとまった時間が取れずにだいぶご無沙汰してしまいました…(~_~;)

そんな中、イギリスでボランティアとして働いていた時のボランティアコーディーネーターから、施設の入居者の一人が亡くなってしまったという一報を受けました…。

亡くなってしまったのは施設で一番古株の入居者の70歳の男性。

体が不自由で、言葉を発することもできず、それでもいつもニコニコと、そしてとてもチャーミングなキャラクターで、施設の中のアイドルでした。

みんなに好かれ、私も彼のことが大好きでした。

そんな彼が、ついに先日…

この世を去ってしまったそうです。

それを聞いて本当に悲しく思いましたし、涙がたくさん出ました。

そして、そのことを連絡してくれたボランティアコーディネーターにとても感謝しました。

こうして現場を離れて今日本にいる私達に彼の訃報を伝えてくれて、とても嬉しく思いました。

彼女が連絡してくれていなかったら、タイムリーにこの訃報について知ることはできませんでした。

ネルソンダック
亡くなってしまったことは本当に悲しいけど…良い出会いだったね…涙
彼にとって私達が最後の日本人ボランティアになれたんだなぁと思うと…それが私達であったことが悲しくもあるけど、嬉しくもある。本当に彼からはたくさんの幸せを貰いました。私に出会ってくれて有り難う!
ひさと

さて、そんな意義ある充実したイギリスでのボランティア生活を送った私としては聞き捨てならない、ここ最近のイギリスボランティアビザ取得についての動向について耳にする機会がありましたので、今日はそれについてここでシェアしたいと思います。

EU離脱目前…ビザ取得難航化

本格的なEU離脱を来年2019年に控えているイギリス。

私がイギリスに2年連続ボランティアとして滞在できなくなってしまった理由は以前「衝撃!5月にイギリスに戻ってくることができなくなりました…。」の記事で紹介しました。

↑の記事を読んでいただくとお分かりいただけるかと思いますが、イギリスはとにかく今移住者を増やしたくないという思いが強く、特にイギリス人との結婚などでイギリスに滞在されることを好ましく思っていないようです。

ネルソンダック
ボランティアで渡英する人=結婚相手を探してるっていうわけじゃないのにねぇ???
イギリス人の知り合いたちも、そんなおかしな話はないって言ってるよ。ハリー王子だってアメリカ人と結婚したばかりだしね!
ひさと

そんな中耳にしたのが、今年のボランティアビザ取得の申請をした方々についての話。

どうやら手続きがかなり難航しているようなのです。

詳細については、お友達のひゃんぎさんのサイトの記事にとても分かりやすく書いてありますので、こちらにリンクを載せておきます。

イギリス生活☆いろは by.ひゃんぎさん♡

[blogcard url="https://uklife168.com/2847.html"]

ネルソンダック
我々についての話も書いてくれてるね(*´ω`*)
照れる…(*´ω`*)ありがとうございます!
ひさと

ひゃんぎさんの↑の記事に書かれているように、どうやら今年のボランティアビザ取得の手続きの中には、イギリスのホームオフィスと直接の電話インタビューが含まれているようです。

これは去年2017年の3月にボランティアとして渡英する為に2016年の秋頃からスタートしたビザ申請の手続きの中には含まれていませんでした。

しかも、ひゃんぎさんの記事に書かれているように、とても厳しい内容になっているようで、電話で色んなことを聞かれ、英語を話せなかったりすると、即落とされてしまっているとのこと…。

自分が2年連続滞在ができなかったことでも思い知らされましたが、本当に、イギリスボランティア留学はもはや誰でも気軽に参加できるものではなくなってしまったような、そんな状況になっているようです。

今後は避けて通れない…?英語力の有無

これまでのイギリスボランティア留学の売りは、「英語が喋れなくても大丈夫。誰でも参加できます。」というものでした。

私と一緒にボランティア活動をしていた他の日本人の方も、英語は完全に初心者で理解することが難しかった為、ボランティア留学前にイギリスに1年間の語学留学をしていた私が語学留学で身に付けた、自分的にはだいぶなけなしの英語力で(汗)、常に施設のスタッフの英語を彼らに通訳、彼らの日本語を施設のスタッフに通訳していました。

>>関連記事:11ヶ月のイギリス語学留学でどれだけ英語が上達したか

去年までは、そういった感じで英語をほとんど理解できない状態でも、ボランティアビザは簡単に取得できていました。

ボランティアを始めてからは、確実に現地で英語の壁に悩まされることになるであろうとは思いますが(^^;)、それでも完全なる英語初心者でもボランティア活動に参加し、1年間イギリスに滞在することができていたのです。

しかし。

どうやら今年はそうはいかぬようで…。

英語力をかなり問われ、英語を話せないといっただけで電話を切られるという恐ろしい展開…。(ひゃんぎさんの記事参照。)

ネルソンダック
電話で英語で会話するっていうだけでもかなり大変だよね。汗
そうそう。相手の表情やジェスチャーが見えず、音だけに頼らなくてはいけない電話で英語で会話するのはかなり難しいし、少なくとも私は嫌いだ…(~_~;)
ひさと

また、これは私の推測ですが、私のように来年また2度目のボランティアビザ申請をしようと思っているといったような、何度目かの申請という場合には、更に厳しく審査されるのではないかと踏んでいます。

まとめ

イギリスは、ワーホリでも唯一2年間滞在できる国であり、ボランティアビザで1年間滞在できるというシステムもあり、語学留学や大学への留学以外でイギリスに滞在することができる選択肢があってとてもありがたかったのですが、今となってはもうそれも…過去の話??になってしまいそうです…。

簡単にボランティアビザをゲットできた最後の年にビザを取得し、イギリスに1年間滞在することができた私はラッキーだったな…と今は感じています。

本当にこれからどうなっていくのでしょうか。

来年また申請するつもりでいましたが、ちょっとかなり出鼻をくじかれてしまいました…。

先日、先に述べた、亡くなってしまった入居者さんについて連絡をくれたボランティアコーディネーターも、「やっと今週の金曜日に新しい日本人ボランティアの女の子が来るの!もう一人来るはずだったコはビザの取得ができなくて、来れなくなってしまったのよ~。」と言っていました。

その今週の金曜日と言っていたのが6月の3週目の金曜日のことでした。

私が施設でのボランティアを終えて施設を去ったのが3月の頭。

なんと、それから今までの間、日本人ボランティアがいない状態だったということになります。

施設側としてもこれまでにないことだったと思いますし、長く間が空いて、入居者さんたちもアクティビティなどどうしていたのか…。

>>関連記事:イギリスボランティア留学・アクティビティって?

私達ボランティアをしに行く側だけでなく、施設の入居者、スタッフたちも、今回のボランティアビザ取得難航化に振り回されてしまっているのでした…。

この厳しい審査と状況が、私たちにとって少しでも改善されることを願うしかありませんね…涙

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