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イギリスボランティア留学

イギリス・ボランティア留学の申し込み方法と手続きの流れ

2018年4月9日

イギリスがボランティア留学生を受け入れていることはご存知でしょうか?

 

ワーキングホリデーでもなく語学留学でもなく正規留学でもないボランティア留学という形でイギリスに1年間滞在することができます。

 

そんな私も2017年の3月から2018年の3月まで1年間のボランティア生活をイギリスで送りました。

 

このイギリスのボランティア留学の申し込み方法には2通りあります。

 

一つは代理店を通して申し込む方法。

もう一つは自分でボランティア先を探して直接そこに申し込みをするという方法です。

 

私は代理店を通してボランティア先を紹介してもらい参加しましたので、今回はその流れについて、自身の体験を元に紹介します。

この記事はこんな方におすすめ

  • 海外でのボランティアに興味がある
  • イギリスへのボランティア留学を考えている。

イギリスでボランティア

ボランティア留学申し込みの代理店を探す

私は1年間のイギリスでの語学留学を終えて帰国したのち、またすぐにイギリスにボランティアという形で戻ることに決めました。

 

なるべく間をおかずに早くイギリスへ渡りたかったのですが、自分でボランティア先を探すのは時間がかかると思い、手っ取り早く代理店を通してボランティア先を見つけることにしました。

 

この代理店探しはインターネットで検索することができます。

いくつかイギリスボランティアを扱っている専門の代理店がありますので、目ぼしいところを見つけたらホームページに記載されている申込金や必要な費用についてチェックしてみましょう。

 

代理店によっては英語力に条件がついているものがあったりするので、金額やそういった条件を含めて自分に合ったところを探してみて下さい。

私もイギリスボランティア留学の斡旋を長年されている代理店を見つけてそこに申し込みをしました。
ひさと

 

申し込み方法

代理店を決めたらまずはメールもしくは電話で早速問合せてみましょう。

 

私は初めメールで問い合わせ、しばらくそれで代理店とやり取りをしていたのですが、メールでのやり取りにはやはり時間がかかる為、途中で電話をしてみました。

 

電話で色々話を聞き、申し込みをすると、スカイプ面談や必要書類を揃える必要があったりイギリスの施設側との調整などで、実際に渡英するまで半年ほどかかるという説明を受けました。

 

これからボランティア留学を考えているという方は代理店にもよるかもしれませんが、半年ほどは時間がかかるかもしれないということを念の為覚えておき、早めに申し込みをされることをおすすめします。

 

スカイプ面談

最初に問い合わせをしてから約1ヶ月半ほど経ったころ、代理店の担当のイギリスの方とスカイプで面談をしました。

 

自分の経歴を聞かれたり、ちょっとした世間話をしただけで、そんなにきちんとした面接!という感じではなく、かなりカジュアルな雰囲気のものでした。

 

この面談で、私がどんな雰囲気の人間なのか、ボランティアとしてイギリスで1年間やっていけそうな人か、そして英語力などを見られた感じだったのではないかと思います。

ほんの20分ほどで私の場合は終わりました。

 

ボランティア施設紹介の流れ

私の利用した代理店の施設紹介の流れは以下のような感じでした。

  • その時募集がかかっている施設をランダムに一つずつ紹介されるシステム。
  • 一つ紹介されるごとに、その施設の場所や雰囲気、条件など、そこについての情報を色々教えてもらうことができる。
  • そこで良いということであればそこに決めることができ、やっぱり他にする、ということであれば次の施設をまた紹介してもらう。

 

一応自分の行きたい条件の施設を選ぶことができるわけですが、自ら「ここがいい!」「ロンドンの近くがいい!」「こんな施設がいい!」などといったリクエストは出来ません。

 

二つの施設の情報を貰って比較したり、一度断った施設の方がやっぱりいいといってその施設を選ぶ、といったようなことはできませんでした。

私は1件目に紹介してもらったところにあっさり決めました!
ひさと

 

申し込みに必要な書類や検査

イギリスボランティア留学する為にはイギリスのチャリティービザを取得する必要があります。

 

その申請に血液検査の結果が必要ということで、病院に行く必要がありました。

 

代理店から血液検査の結果を医者に書いてもらう為の専用の用紙が送られてくるので、それを持って病院へ。

ネルソンダック
病院へ行く前には、血液検査の値段を先に確認する為に電話してみるといいよ~。ちなみに英語で検査結果を書いて貰わないといけないので、そこも対応して貰えるか聞いてみよう!

 

私が代理店から貰った用紙には、血液検査、胸のレントゲン、尿検査の項目も用意してあったので、その3項目分の検査を受け、普通に健康診断を受けたようなことになりました。

 

支払いは血液検査の結果が出次第、その結果の用紙を返却してもらえるということで、その時に支払うことに。

 

検査を受けてから1週間ほどしたころ、病院から連絡があり、検査結果の用紙の準備が整ったとのことで病院へ向かいました。

 

結局検査にかかった費用は5,000円

思っていた程はコストがかからなかったので嬉しかったです!
ひさと

 

ボランティア施設・渡英日決定

この施設に決めます!

…とエージェントに伝えてから約1カ月後

 

ようやく代理店を通して施設からの受け入れ確定の知らせをもらいました。

 

私が決めた施設は3名の日本人ボランティアの募集がかかっていたのですが、私以外の2名がようやく決まったということで、やっとコトが動きだしたとのことでした。

 

また、施設からの受け入れ決定の知らせと同時に決まったのが渡英日。

 

3月9日に渡英し1週間のホームステイをしたのち、3月16日に施設へ移動するということでした。

 

1週間のホームステイは初めて渡英される方向けに、イギリス生活に少しでも慣れることができるようにということで設定されていたようでしたが、私としてはこの1週間のホームステイは端折りたい気持ちがありました。

 

ほんのついこの間まで語学留学で滞在していたので、必要ないと思ったのと、ホームステイしない分その分の料金を安くしてもらえないかと思ったのですが…

 

このホームステイ費用は自動的に初期費用に含まれているということと、ホームステイをしなかったとしても初期費用からその分の金額を返金してもらうことはできないということだった為、やむなくホームステイをすることにしました。

 

その他必要書類

その後施設からの正式な決定通知の書類が届いたとのことで、そこからまた新たに必要書類取得の手続きを進めることになりました。

 

無犯罪証明書

代理店から送られてくる、無犯罪証明書の発行依頼書類をもって地元警察署へ。

 

人生で初めて県警警察本部の鑑識課へ…!

必要なもの

パスポート

施設からの書類(のコピー)

免許証または住民票

手続の流れ

  1. パスポートと免許証を見せる。
  2. 代理店から貰っていた施設からの無犯罪証明書発行依頼の用紙と、代理店からの発行依頼の用紙とを合わせて提出。(コピーを取られてこれは手元にその後戻って来ました。)
  3. 必要な申請書類に名前や住所、渡航目的などを記入。
  4. 最後に全部の手の指の指紋を取られて、終了。

手続後、10日程で警察本部から書類出来上がりの連絡が入り、それを直接また取りに行くという流れになります。

この警察署での手続自体は15分程であっという間に終わりました。
ひさと

 

推薦状

ボランティア先の施設に提出する為に推薦状が2通必要ということで、代理店から推薦状のフォームが郵送で送られてきました。

 

推薦状というは元勤務先の上司や同僚、習い事をしていた時の先生など、友人や家族、親戚以外の人たちから、この人はちゃんとした人ですよ~という証明をしてもらう為の書類だそうです。

 

代理店が送付してくれる推薦状の用紙に書かれている項目に沿って対象となる方々にお願いし、英語で簡単に名前等を記入してもらう必要がありました。

私は長年お世話になったバレエ・ジャズダンスの先生に記入をお願いしました。
ひさと

 

イギリス・チャリティービザの申請

語学留学をした際の学生ビザの申請は自分自身で全てを行いましたが、ボランティア留学ではなんと代理店が私本人に代わって代理で全てのオンラインでの手続きをしてくれました。

 

自分でしたことは、直接大阪(もしくは東京)のUKビザセンターへ行き書類を提出することのみ。

 

その他のオンラインでの必要手続は全て代理店が行ってくれました。

 

NHS(イギリスに支払う国の保険のようなもの)の費用や、ビザ申請費用も代理店が一度立て替えて支払いをし、最後に初期費用などと合わせて全部請求が来たものを私本人が代理店に支払うという仕組みになっていました。

 

ビザ申請というのは個人情報をかなり必要とするものであり、本人がした方が良いというか、本人がするべきものなのではと思いましたが…

 

そこまでの作業を含めてのイギリスボランティア留学の代理店ということで、手続きは全部代理店がしてくれました。

 

その分代理店に支払う手数料がかかるので、費用を抑えたい場合は代理店を通さずに自分で全て行うに越したことはありません。

 

最終的に申請にかかった費用

最終的に代理店に支払った費用をざっくりと言うと以下の通り。

申込金約90,000円
参加費用約440,000円(1週間のホームステイ含む)
ビザ申請料金約43,000円(代理店立替分)
NHS料金約30,000円(代理店立替分)
航空券約130,000円(代理店立替分)
合計約733,000円

 

航空券は本当は自分で取りたかったのですが、募集のあったボランティア3人まとめて渡英してほしいということで個人でチケットを取ることをさせてもらえず、3人まとめて代理店が航空券を取り、その分を支払った形になりました。

ネルソンダック
自分で取っていれば東京からの直行便で行きたいところだったんだけど、この時は乗り継ぎが1度必要な便だったんだよね。
そうそう。自分だったらもっと安くか同じくらいの値段で直行便で取れたかも…
ひさと

イギリスで意義あるボランティア生活を!

全体的な流れ

  • 10月半ばに代理店に申し込み。
  • 11月半ば過ぎにスカイプ面談。
  • 11月後半、自分としての施設決定。
  • 12月半ば過ぎ、ようやく本格的に施設決定、渡英日決定。
  • 1月に無犯罪証明書発行手続き、推薦状の準備。
  • 2月に大阪のビザセンターへ。
  • 3月、渡英。

 

この他に、海外保険の加入なども必要になる為、その分の費用がまた別でかかったので、トータルしてかかった金額はもっと大きいものになります。

 

今回はとりあえず代理店を通すとこれくらいの金額がかかりましたよ~という目安で今回は紹介してみました。

 

結構大きな金額に感じますが、ボランティア留学では資金証明などもしなくていい為(2018年現在)、本当に必要最低限の金額でイギリスに滞在できるチャリティービザを取得することができ、年齢制限もないので本当にありがたかったです。

語学留学の時には色々支払った金額の他に資金証明の為に別で150万円程口座に用意しておく必要がありました。
ひさと

>>関連記事:イギリス語学留学にかかる初期費用

 

とは言え、チャリティービザは取得のハードルが他の物に比べてちょっと低い分、イギリスの審査や条件もどんどん厳しくなってきているようで、何と言ってもEU離脱が控えている為、本当に全てが不安定。

一体何が起きるか分かりません。

 

実際既に私はその被害(?)というか、影響を受けてしまったようなので…。

>>関連記事:2年連続ボランティアでイギリスに滞在する予定がダメになってしまった話

 

なかなか油断はできませんが、これからイギリスボランティア留学を考えていらっしゃる方やボランティア留学について知らなかった!という方に参考にして貰えたらと思います。

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