本日、施設のボランティアコーディネーターから電話がありました。
彼女は私たちボランティアをまとめている人です。
昨日まで、「早く帰ってきてね~!」と私に言ってくれていました。
ところが、そんな彼女から暗い電話が…。
内容は…
施設での私の今年の受け入れが出来なくなった。
というものでした。
本当にショックです…。
今働いている施設の大元であるホームオフィスから通達が入ったようで、
2年連続、同じ施設での受け入れはできないようにシステムが変わりました。
再度働くには12ヶ月の期間を空けなくてはなりません。
と言われたそうです。
実はこの「ホームオフィス」は施設の大元ではなく、UK政府のホームオフィスの意味であるということがその後判明しました…!結局は、国として海外からの同じボランティアの受け入れを2年連続は受け入れないという新しいルールが出来たようです…。
要するに、1年待ってからでないと施設はあなたを受け入れないよ~
ということです。
なぜか。
その理由は、
EU離脱にあるとのこと。
ボランティアコーディネーター曰く、
2年連続でイギリスに滞在して彼氏でもできてそのまま結婚なんてことになって住み着かれたらという懸念がある為…
…とのことでした。
他国の人にとにかく移住してきてほしくないわけですね。
EU離脱までする予定のイギリスとしましては。
思わぬ余波です本当に。
今回の一年の滞在延長は、施設側から私に提案してきたものでした。
私は普通に日本に帰国しておしまい、のつもりでいたのです。
ですが、「もう一年、良かったら働かない?」と施設のヘッドに言って貰い、とても驚きつつ、嬉しさを感じました。
私自身、本当はまだ帰りたくありませんでしたし、すっかりイギリスを気に入っているので、あともう一年いれるとしたらそれは本当にラッキーなことでした。
入居者たちともスタッフとも既に顔なじみで、もう一年みんなと一緒に過ごすことができることを本当に嬉しく感じました。
ですが、ここに来てまさかの…
お断り爆
さすがです本当に…
さすが天下のイギリスです…
ちなみに同僚の日本人男性は、今日UK政府から、指紋認証の用紙のようなものが届き、
「施設があなたのIDを認めていません」
というような、本当に意味不明の通告が届いたらしいです。
必要事項を記入して、返送しなければならないようですが、
政府の手続きミスなのか施設のホームオフィスのミスなのか…
もう1年住んでますけどだいぶ今更じゃないですか?爆
と言う感じが否めません。
本当に、こういったことがある可能性があるかもしれないと思っていたので、私も本当に再度ビザを取得して戻ってこれることが出来るのかがずっと不安だったのです。
そしてその不安が的中してしまいました。
一応想定の範囲内のことだったので、とてもショックで残念ですが、どうすることもできません…。
ボランティアコーディネーターの彼女も、施設のヘッドも、ホームオフィスからのその連絡を聞いてショックを受けているそうです。
私こそです爆
ひとまず、明日ボランティアコーディネーターが出勤するということで、直接話をまた詳しく聞くことになっています。
が、どうやら一年滞在延長の希望は絶たれた模様です。
12ヶ月待つしか手段はない模様…
残念無念…。