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イギリスボランティア留学

【イギリスボランティア留学】メインの仕事「アクティビティ」の詳細を紹介!

2018年1月28日

こんにちは!

管理人のひさとです。

 

現在イギリスでボランティア中の私ですが、私たちの仕事のメインはアクティビティをすることです。

 

身体障がい者施設で働いていますが、入居者と一日共に過ごして彼らの遊び相手や話し相手になってあげることが私たちの仕事です。

 

今日はイギリスボランティア留学中の施設でどんなアクティビティをしているのか、その詳細について紹介したいと思います。

アクティビティ内容

塗り絵

塗り絵用の本があるのでそれを毎朝自称1歳の少し知能に障害のある男性入居者さん(本当は50代)に渡して塗り絵をしてもらっています。

彼も塗り絵が大好きなので黙々と取り組んでくれますが、気分屋さんなのでじきに飽きてやめてしまいます。

塗り絵は長い時間はもたないので、場繋ぎの定番として重宝しています。

 

トランプ

クイズが嫌い(というか知能の障害がありできない)な入居者さんはゲーム系のアクティビティが好きなので、トランプで神経衰弱をして遊んでもらっています。

神経衰弱の英語名?は「concentration(コンセントレイション)」

「集中」です。笑

調子がいい時には最近やり方を教えた「ババ抜き」をさせています。

ジョーカーが紛失しているために、「ババ」はスペードのエースを使っています。

※他のエースも全部最初から抜いておきます。

 

UNO

最近同僚のイギリス人ボランティアの女性が持ってきたUNO。

トランプ好きな入居者さんはすっかり気に入っています。

ルールが時々かなりあいまいですが、あまりルールは気にせずとにかく入居者が楽しめるようにゲームを進めています。

 

ドミノ

ドミノと聞いて想像するのは「ドミノ倒し」だと思いますが、実はドミノってあのドミノ倒しのコマを使ってするゲームのことだと知っていましたか!?

私は知りませんでした。笑

サイコロのように数字の模様が並んでいるのですが、同じ数の数字を合わせながらどんどんドミノを繋げて行って、先に自分の持ち駒がなくなった方が勝ち、というゲームです。

(※アイキャッチの写真が実際にドミノをしている時の写真です)

やってみると結構楽しくて、自分もハマってしまいます。笑

 

クイズ

体が動かないだけで知能の問題がない入居者さんはゲームは子供がすることだというような意識が強いようで、ゲームをして遊ぶことを嫌がります。

その代わりに大好きなのが、クイズです。

  • 10クルークイズ(10個のヒントを聞いて答えを当てる)
  • 20クルークイズ(20個のヒントを聞いて答えを当てる)
  • ブリティッシュパブクイズ(パブで行われるパブクイズが本になっている)
  • ブリティッシュ常識クイズ(イギリスの常識問題)

など、色んなクイズが元から施設にあったので、それを使ってやっています。

同じものを何回も何回も繰り返していることになるのですが、知能に問題がない入居者さんにも少し認知のような感じがある為、同じクイズを何度やっても質問と答えがリセットされてしまうようです。

毎回同じクイズを楽しんでやってくれます。

 

クロスワード

こちらも知能系の入居者さんが大好き。

もともとクロスワード用の雑誌があり、それを使ってやっています。

他にもいくつか似たようなクロスワードの本があるのですが、物によってはヒントがヒントにならないようなかなり難しいものがある為、難易度を考えながらやっています。

 

ファミリーフォーチューン

こちらのテレビ番組で「ファミリーフォーチューン」という番組があるらしく、それをアクティビティでもやっています。

ちゃんとしたルールがあるようですが、アクティビティではルールは完全無視してやっています。

内容は、A~Zまでのアルファベット順に、そのアルファベットから始まる単語を、考えて並べていく、というものです。

例えば、「A」ならば、

・Aから始まる女の子の名前…Anna

・Aから始まる男の子の名前…Anthony

・Aから始まる国の名前…Argentine

・Aから始まる果物の名前…Apple

というように、どんどんアイデアを出していきます。

勝ちも負けもなく、指定のアルファベットから始まる単語を「う~ん…」と考え、「あ!思い出した!」と言う感じで楽しめ、こちらも知能系の入居者さんには好評です。

 

スネークアンドラダー

Snake and Ludder(スネークアンドラダー)というボードゲーム。

サイコロで出た目の数だけ進む、すごろくです。

途中ハシゴに当たるとその分マスを飛ばして上がっていけ、蛇に当たるとその分下に戻る…という内容です。

これはゲーム好きの入居者さんが好んでやっています。

 

エクササイズ

同僚のボランティアが考えたスペシャルエクササイズや、高齢者向けのスローのラジオ体操やきよしのズンドコ節エクササイズをYoutubeで見つけたので、それを実践しています。

入居者さん全員車いす利用をしている施設なのですが、知能が普通で体も上半身ならばそこそこ動くという入居者はエクササイズが大好き。

やはり「運動がしたい」という思いがあるようで、かなり好んでエクササイズをやっています。

「エクササイズをやってほしい」と毎日でも要望がある勢いです。

やる際には入居者の前に一人立って、もしくは椅子に座って、自分がやる動きをまねしてやってもらっています。

 

音楽鑑賞

高齢者の方が多く、特に女性陣はミュージカルが大好き。

さすがイギリスと言う感じもします。

何と言ってもロンドンにはたくさんのミュージカルシアターがありますし、古いミュージカル映画なんかも入居者さんは大好き。

 

特に定番は以下の3つ。

  • マイフェアレディ(オードリー・ヘプバーン主演、イギリスが舞台)
  • サウンドオブミュージック(ジュリー・アンドリュース主演、オーストリアが舞台)
  • メリーポピンズ(ジュリー・アンドリュース主演、イギリスが舞台)

これに関連する曲をYoutubeで流すと大喜び。

みんなして歌い始めます。

実は私がそもそも大のミュージカル好きで、マイフェアレディやサウンドオブミュージックは大のお気に入りのミュージカル映画。

元々原曲を私も良く知っているので、その知識はかなり今回役に立ちました。

他にもたいてい入居者さんの言う映画やミュージカルはたまたま運良くの把握しているものばかり!

おかげで話が合ってとても盛り上がります。

今回ここへ来て、たまたま古い映画や音楽を知っていたことがかなり役に立ちました。

 

何かあったらビートルズ

たいてい皆ビートルズが大好きなので、間が持たない時や何のアクティビティの案も浮かばない時にはとりあえずビートルズをYoutubeで流しておくとみんな自動的に一緒に歌い始めます。

ビートルズに感謝感謝です。

 

話題に出てきた人物や物事をWikipediaで調べて音読

これは私が編み出した技(?)なのですが、クイズやクロスワードをただ淡々としていると、ただ数をこなすばかりになってしまって時にはあっという間に終わってしまうことも。

そんな時は、クイズやクロスワード中に出てきた言葉などを拾って話題にし、入居者さんが興味を持ったようであったりした場合にはその場でWikipediaでそれを検索。

そしてWikipediaの英語版の文章を読み上げる、というある種の読み聞かせをしています。

例えば、たまたま話題が故・プリンセスダイアナの話にかかったとします。

ダイアナ妃はとにかくみんなに今も大人気で、この話題はもう何度も何度も顔を出し、いつも話してあることではあるのですが、それでもWikipediaで改めて調べて彼女の半生などを読んで聞かせてあげたりすると興味津々で「そうそう!」と話を聞いてくれます。

私としては知能系の入居者相手にはオススメのアクティビティです。

 

ケーキ・お菓子作り

入居者さんと一緒にケーキを頻繁に作ります。

お菓子作りの上手なボランティアの男性がおり、彼を筆頭に言われるがまま一緒にケーキやお菓子を作ります。

イギリスの家庭のお菓子の味を知れて、こちらも楽しめます。

 

博物館・美術館・公園・買い物・パブ

入居者さんの付き添いとして一緒に出掛けます。

私はラッキーなことにハリーポッターのワーナーブラザーススタジオに付き添いという形無料で行くことができました。

同僚はサッカー観戦の付き添いということで、無料でサッカーのリーグ戦を観戦したりという機会に恵まれたようです。

ボランティアという立場で行くのでいつも無料で素敵な体験を私達も一緒にさせてもらっています。

買い物は近くの街まで一緒に行き、車いすを押したりしながら入居者さんのショッピングに付き合います。

パブに行く時には、入居者さんは自分のお金でお酒を飲み、私たちボランティアは彼らのおごりでソフトドリンクを一緒に飲むことができます。

 

まとめ

こんな感じでアクティビティを日々行っています。

シフトによっては土日に一人で出勤の時もあるので、そういった時には知能系とゲーム系の入居者さんをどう一人でうまく対応するかが結構難しいところです。

最終的にはどうしても知能系の入居者のリクエストに応えてしまう形になってしまったりしますが、どちらともを楽しませげあげることができた日なんかは、自分でもやりがいを感じれたりします。

ちなみに、もちろんアクティビティは英語で行います。

特にクロスワードの時などはヒントを出してあげる際に英語力が必須。

と言ってもさすがに細かいヒントを英語で出していくのには限界があるので、常にiPhoneを手元に置き、翻訳機を大活用してヒントを出しています。

アクティビティは初めは緊張するかもしれませんが、入居者さんとは結局顔なじみになるわけで、どんどん気にならなくなります。

問題は、今日一日何のアクティビティをするか、というところです。

毎日することなのでネタがつきてしまいます。

その為にも自分でいくつか案を考えておくといいかと思います。

以上、ボランティア生活でのアクティビティについての詳細でした!

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