12月と言えば大事な大事なイベント、クリスマスのシーズンですね!
イギリスでの語学留学とボランティア活動中に2度イギリスでクリスマスを体験しましたが、さすがヨーロッパなだけあってクリスマスにかける情熱と本気度が日本とは待ったく違います!
日本でもクリスマスの時期はもちろん盛り上がるわけですが、ヨーロッパのクリスマスは本気度が違う気がします。
もう本当にどこの家庭もどこのどなたもどこの街も場所も全てがクリスマス一色!!!
今回はそんなイギリスのクリスマスの様子について紹介したいと思います。
イギリスのクリスマス
イエス・キリストが生まれた時を描いた置物
日本でも知っている人は知っていると思いますし同じように飾られるお宅もあるかとは思います。
こちら、イエスキリストが生まれた時の厩(うまや)の様子を表した置物です。
真ん中に赤ん坊のキリストがいるのですが、12月25日がくるまでこの赤ん坊は不在状態にしておいて、25日になると生まれた!ということで赤ん坊の人形を飾るそうです。
そんな風習がクリスマスにあるということを知らなったので、すごく面白いと思いました。
この置物はボランティアで働いていた施設で見かけたのですが、特に1名、入居者さんの中に敬虔なクリスチャンの方がいたので、より一層宗教色の強いクリスマスの雰囲気を感じました。
手作りのクリスマスケーキ
こちらはボランティア先の施設で作った手作りケーキ。
デコレーションを施したのは、私です。
12月25日に開催予定の施設のクリスマスパーティ用に作りました。
もちろん作り方などは全てボランティアのボスから教えて貰ったのですが、結構クリスマスなどに関して淡泊な家で育った私としては、こうして手作りでクリスマスの為に何かを作るという作業がとても新鮮で楽しむことができました。
イギリスの一般家庭のクリスマスの様子
この写真はボランティア先で知り合った同僚のお宅の様子です。
クリスマス付近に及ばれしてディナーをご馳走になりに行って来た時の写真です。
とても大きな豪邸なのですが、部屋の中には大きくて豪華なツリーがドッカンと置かれていました。
本物のモミの木で飾りつけも美しく施されており、テンションが上がりました。
ロンドンのストリートの様子
ロンドン市内も言うまでもなくすさまじくクリスマス色に染まりまくります。
こちらはオックスフォードサーカスストリートの様子。
キラッキラの天使が宙を舞っています。
赤いロンドンバスまでもがまるでクリスマスのオーナメントの一つになっているかのような、夜のロンドンの風景が素敵ですね。
こちらは道ばたで見かけたストリートパフォーマンスの人のワンコ。
クリスマス仕様に着飾らされていてとても不服そうな顔をしていましたが、可愛かったです。笑
家族で過ごすのが当たり前のイギリスのクリスマス。
私としては、日本ではどちらかというと子供向けかカップル向けのイベントというイメージのあったクリスマスでしたが、イギリスでは【家族】のイベントでした。
イベントというよりも、そもそもが祝日になっていますし、クリスマス前後合わせて2週間程みんな学校やお仕事はお休み。
12月25日の午後には毎年決まってエリザベス女王のスピーチがテレビで放送されるそうです。
昨年の女王のスピーチを私もテレビで拝見したのですが、今年あった出来事についてなど色んなことについて触れつつ、ジーザス・クライストについても触れたりと、かなりキリスト教の宗教色を強く感じました。
日本のクリスマスは宗教色はかなり薄いというかほとんどないと思うので、日本とイギリスとのクリスマス感の違いを大きく感じました。
ちなみに日本では12月25日は休みではない、と周りの人達に言うとみんな決まって驚いていました。
その代わり12月23日が天皇誕生日で休みだと伝えると興味深そうにしていたのが面白かったです。笑
そんな感じで、祝日であり、家族で過ごすことに重きを置いているイギリスのクリスマスですが、イギリスでの語学留学中に体験したある思い出があります。
語学留学の時にホームステイしていた時期にちょうどクリスマスがかぶったのですが、とてもじゃないですが家にいられるような雰囲気ではなかったのです。
家族で過ごすのが当たり前のクリスマスに、家族ではない私が参加できる雰囲気は全くありませんでした。
イギリスでのホームステイはビジネスライクと聞いてはいましたが、こういうところ特にそんな感じですかね。
結局家族のクリスマスにホームステイ先で過ごすことをやめて、ロンドンでクリスマス前後の2週間を過ごすことに決め、住んでいた街ブライトンからロンドンに足を延ばすことにしました。
そのロンドン行きの計画についてホストマザーに告げた時の彼女の反応は、「あ、そうなの?丁度良かった!ロンドン楽しんでね☆」
…という感じで、あ、やっぱり家にはあまりいてほしくなかったんだなと察しました。
普段集まらない親戚なども集まって、親族水入らずで過ごすクリスマスということで、私の存在はお邪魔だったようです(^^;)
中にはクリスマスの間だけ別の受け入れ可な家に預けられることになったり、ホテルに預けられたりなど、結構シビアな仕打ちが待っていた友達もいたりしたので、ロンドン行きを決めておいて良かったとつくづく思った私だったのでした。
【社会人のイギリス語学留学】気になるホームステイ生活!~体験記~
2015年に31歳で約12年間働いた仕事を辞め、イギリスに11ヶ月の語学留学をした私ですが、始めの3 ...
続きを見る
イギリスのクリスマスを楽しもう!
そんなこんなでイギリスのクリスマスについてかなりザックリと紹介してみました。
日本にいる時にはあまり意味をわかっていなかったり、本当に単なるお楽しみイベントのように過ごしていたクリスマスの時期でしたが、イギリスの本格的なクリスマスは本当に心からワクワクしました。
人によっては本当にしっかりと意味を考えてクリスマスを祝ったり、国を挙げて女王様までスピーチをするという大事なイベントということで、感慨深いものがありました。
日本人にとってはお正月の方が一大イベントっていう感じがしますしね。
イギリスではクリスマスが日本で言うお正月のような、一年で一番大事なイベントという感じなので、クリスマスが終わってしまったあとのお正月は大晦日のカウントダウンやロンドンでの年始のパレードなどそういうイベント自体はありますが、一般的な雰囲気としてはそこまで盛り上がっていない印象でした。
とにもかくにも、雰囲気を味わうだけで楽しめるイギリスのクリスマス。
一度是非この時期にイギリスを訪れて体験してみてくださいね!
オランダ移住生活│25日と26日がクリスマス?オランダのクリスマス事情を紹介!
ヨーロッパのクリスマスというと、とても豪華なイメージがありますよね。 これまでイギリス ...
続きを見る