2015年に31歳で約12年間働いた仕事を辞め、イギリスに11ヶ月の語学留学をした私ですが、始めの3ヶ月はホームステイで過ごしました。
充実した語学留学生活を送る為にも、ホームステイ先はとっても重要!
どんな家族でどんな環境か、それによって大きく語学留学生活が左右されると言っても過言ではないと思います。
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というわけで、今回は私が実際に滞在していたホームステイ先の様子と、そこでどんな感じで毎日を過ごしていたのかについて紹介したいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- イギリスへの語学留学を考えている
- ホームステイ先での生活がどんなものか気になる
語学留学中最初の3ヶ月を過ごしたホームステイ先
ホームステイ先の決め方
私は11ヶ月間のイギリス語学留学中の最初の3ヶ月程はホームステイ、その後4ヶ月目頃からは自力でシェアハウスを探してそこに滞在しました。
私の場合、ホームステイ先は語学学校が手配してくれるシステムになっていたので自動的にそれを利用することに。
ステイ先についてはどんなところがいいかというアンケートのようなものを取られたので、以下の条件でステイ先を希望しました。
- 煙草を吸わない家がいい。
- 動物はいてもOK。
私のリクエストは上の2点くらいでしたが、それをもとに語学学校の方でホームステイ先を手配してくれた為、自分で詳しく調べてステイ先を決めるということはできませんでした。
ホームステイ先の家族の様子
私が3ヶ月滞在したホームステイ先は、共働き夫婦と高校を出たばかりの娘1人との3人暮らし+癒し系ワンコが2匹、そして名前のない野良猫一匹が一緒に住む明るい家族でした。
家は丘の上の住宅地にある一軒家。
毎日強風が吹き荒れていた為、秋冬をそこで過ごした私の中では「風強い!寒い!」というイメージが強く残っています(^^;)
家には池のある広い庭があり、錦鯉マニアのお父さんの趣味で池には日本の錦鯉がいて日本を少しだけ感じることもできました。
他には放し飼いのニワトリ。
ワンコは黒のラブラドールレトリバーと、茶色のイギリスらしいテリア。
本当に癒し系のワンコ達で、ホームシックにかかってしまった時も心のよりどころになってくれました。
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名前のない野良猫というのは、大きな黒猫が一匹いたのですが、名前は何かと尋ねてみたのですが…「名前?ないのよね~。このコ別にうちの猫じゃないのよ。野良猫っていうか。」とのことでした。笑
しかし、毎日家の中でエサをあげて完全に普通に一緒に暮らしている猫だったので、もはや野良猫とは呼べないかなと…笑
でも、名前はないそうで、呼ぶ時には「CAT!」と呼んでいました(^^;)
ホームステイ先の場所
私がホームステイしたところは、イギリス南部にある海辺の街、ブライトンです。
ブライトン
ブライトンはBrighton&Hoveと記載などがされていることが多く、街自体がブライトン側とホヴ側に分かれているような造りになっています。
ホームステイ先はブライトン側にあり、中心部からは普通の車であれば20分程の距離かと思いますが、バスで45分程かかる少し離れたところにありました。
私が通った語学学校は完全にブライトンの一番賑わっている中心部にあった為、バスでの通学に結構時間がかかりました。
ホームステイ生活
ホームステイ生活一日の流れ
ホームステイ中の私の一日の生活の流れはザッとこんな感じです。
一日の流れ
朝6:40 起床。
↓
7:20 朝食。
↓
8:00 家を出る。
↓
8:10 バスに乗る。
↓
8:45 学校着。
↓
9:15 午前の授業スタート。
↓
10:45
↓休憩15分。
11:00
↓
12:30 午前の授業終了。
↓ランチ1時間
13:30 午後の授業スタート。
↓
15:00 午後の授業終了。
↓
15:15 バスに乗る。
↓
16:00 帰宅。
↓
↓宿題したり勉強したり寝たり。
↓
17:00 or 17:30 or 18:00 or 18:30 夕食。(時間がバラバラ)
↓
↓宿題したり勉強したり寝たり。
↓
20:30 シャワー。(約15分~20分間)
↓
22:00 or 22:30 就寝。
時間に厳しい家
ホームステイ先では日よって夕食の時間がバラバラで、少なくとも16時くらいまでの間にはホストマザーにご飯がいるorいらないについて連絡をしておかないと、万が一帰りが遅くなった時に帰ってから注意されました。
そんなわけで、学校が15時過ぎに終わる為、その時点でどこかに友達と遊びに行くなどして晩御飯は今日はいらないという時には、16時までにはホストマザーへショートメールで連絡を入れていました。
当時の私は31歳。31歳でその内容で淡々と怒られるのはかなり辛いものがありました(-_-;)
平日は朝の6時半すぎには起きていましたが、学校が休みだった週末の土日は10時くらいに起床することが多かったです。
本当はその後もゆっくりとゴロゴロしていたかったり、たまには一日部屋でリラックスしたい日もあったりしたのですが、どこにも出かけずに部屋にいると「今日は出かけないの?(´・ω・`)」と尋ねてくるホストマザー(^^;)
空気的に週末は外出した方が喜ばれるのかしらという感じがあった?ので、無理やりでかけたりしていました。
どうしても部屋でゆっくりしたい時にはもちろん一日外出しなかった日もあったのですが、どうにも気持ちが休まらないといいますかなんといいますか…。
気にしなくても良かったのかもしれませんが、なんとなく勝手にそういったちょっとしたことをストレスに感じる時が多々ありました。
また他に厳密に決められていたルールとしては、夜はシャワーは22:00までと決められていました。
ホストファザーが朝4:30くらいに起きて出勤していく仕事をしており、夫妻が22時に寝てしまう為です。
本当に夫妻は22時には寝てしまうので、家の中が静まり返ってしまってとてもじゃないけどこっそりシャワーを…なんてことはできませんでしたし、何よりもそれがルールだったので破ることはもちろんしませんでした。
特に、私の部屋の隣が夫妻の部屋、そのまた向こうがステイメイトの部屋、その3部屋の目の前がバスルーム(シャワーとトイレ)になっていましたが、壁が薄いのかはたまた隙間があるからなのかわかりませんが、音がかなり筒抜けの家だった為、シャワーやドライヤー、トイレに至るまで、本当に「音」には色々と気を遣いました。
使っていた部屋
部屋は夫妻の長男が使っていた部屋を使わせてもらい、大きなダブルベッドが私のベッドでした。
寝心地は最高で、部屋もお洒落だったのですが、大きな問題が一つ…。
ラジエーター(セントラルヒーティング・暖房)が壊れていたのです…。
私が住み始めたのは10月でしたが、それから2月まで完全に冬の間ずっと修理されることなく、ラジエーターをつけても一切部屋が暖かくなりませんでした。
小さな足元サイズのヒーターを置いてくれたりはしましたが、とにかく毎晩本当に寒くて、常にブランケットにくるまって宿題などをしていました。
英語ができない状態でのホームステイ生活
私は英語力ほぼゼロの状態でイギリスに語学留学しましたが、その状態でホームステイ先で意思の疎通が取れるのか、どうやってホームステイ先の家族と生活していくのかとても気になっていました。
実際に生活してみて感じたことは、「何とかなる」ということ。
これはホームステイ生活だけに言えることではなく、全てに言えることでもあります。
英語力の面ではとにかく不安や心配が多かったですが、初めてホストマザーと顔を合わせた時も挨拶だけ交わしてあとは雰囲気や憶測で相手が何を言っているのかというのを乗り切る感じでなんとかなりました。
詳細は何と言っているのか分からないけど、ジェスチャーなどまじえてなんとか伝えたいことを伝えようとしてくれますし、私自身なんとか伝えたいことを伝えようとするので、英語が分からなくてもそれでしばらくの間はやっていけました。
語学学校に通い始めたら徐々にその成果を家での家族との会話で活かすことができるようになります。
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なんだかんだで【当たり】だったホームステイ先
ザックリとまとめてみましたが、なんだかんだで私のお世話になったホストファミリーはとても優しくていい家族で、いつも私のことを気にかけてくれていつも私の味方をしてくれました。
学校であった嫌なことや愚痴なども、私のつたない英語で繰り広げられる話を根気よく聞いてくれ、とても心強かったです。
シェアハウスに引っ越すことになった時も何度も引き止められたのですが、やはり大人アラサー女子としては結構ルールの多かったホームステイ先で残り8ヶ月を過ごすのはちょっとキツイ…
という思いがありましたので、家賃がちょっと浮くから~とか(実際にはほとんど変わらなかった…笑)、学校に近くなるから~などと色んな理由を並べて、お引越しに成功しました。
そんな感じでホームステイ先は最初の3ヶ月程で出てしまったのですが、11ヶ月の語学留学を終えて日本へ戻る前には家に招いて貰い、家族と最後にディナーを一緒してきました。
今でもたまに連絡したりしていますし、いい関係を築くことができ、それを続けていれることが嬉しいです。
そんな感じで実は私のホームステイ先はかなり【当たり】の家でした。
逆に【ハズレ】のホームステイ先に当たってしまった日本人の子がいました。
その子の家はとにかくホストマザーがヒステリックな人でいつもキレている人だったそうで。
まともな食事が用意されなかったり、洗濯してもきちんと干したりしてくれずに濡れた状態で服が倉庫に放置されていたりなど、散々な思いをしているようでした。
また、私以上に本当に最高にいいホストファミリーにあったった人もいました。
とにかく家がお金持ち。
住み込みのベビーシッターが家のことも全部やっているようなお宅で、部屋もゴージャス、ルールも特になし。
時には一緒に飲みに行ったり…なんていう環境の人もいました。
自分で決めない限りはどんなところに当たるか分からないホームステイ先。
それはそれで楽しみの一つだったりしますけどね!
やっぱり現地の人と一緒に生活できるってすごく良い経験になるので、私としては語学留学中のホームステイ、おすすめです!
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