イギリス語学留学中に必ず通うことになる、語学学校。
どういった感じの授業が行われているか気になるところだと思います。
学校や先生によっても違いがあるとは思いますが、私の通っていた語学学校での様子を紹介します。
(上の写真は実際のクラスの様子です)
(実際に使っていたテキスト)
Reading(リーディング)
基本的に授業はテキスト(教科書)を使って進められます。
その中でもReadingはもちろん必須項目。
テキストに載っている長文を生徒が先生に指名される順に一通り音読していきます。
もしくは各々黙読し、その後先生から、
・どんなことについて書かれてあるか
・主旨は何か
など、質問をされ、それぞれ答えさせられます。
Listening(リスニング)
テキストに付属のCDを流し、テキストに沿ってリスニングをします。
CDから流れてくる長文を聞き取り、それに沿った質問にテキスト上で回答していく、もしくは先生からリーディングの時と同様の質問をされ、それに答える形で授業を進めます。
Grammar(文法)
その日、もしくはその週を使って、特化した文法を学びます。
語学学校でも基本的には座学の時間が多いです。
ペアを組んで会話の練習
その日特化して学んだ文法・語彙を使っての会話の練習をします。
基本的には隣に座っている生徒とペアを組んで、決められたお題に沿って会話をする、といったような感じです。
ペアになったパートナーの英語力に左右されることもあります。
なるべく違う人とペアになるよう、先生が毎日同じ席に座らないように指示を出すこともあります。
適当なお題に沿ってディスカッション
これは応用の授業の際に多い内容なのですが、先生がその日適当なお題を出し、それに沿って一人ずつ前に出てもしくは自分の席で発表。
またはディベートの形を取り、あちらとこちらのグループ分かれて討論するらという感じで進められます。
英語初心者にはかなりハードルが高く、上のクラスの人と混ざってやることなどもあったので、かなり通常の授業よりも難易度が上がります。
週に1度金曜日に小テスト
私の通っていた語学学校では毎週金曜日にその週学んだテキストの章に対しての小テストが行われていました。
このテストの結果によって、次のタームに上のクラスに上がれるか、それともそのまま今のクラスにステイするかが決められていたようです。
まとめ
基本的には日本の専門学校のような感覚と変わらないのではないかと思います。
先生たちの英語は当たり前ですがとても聞き取りやすい、学生向けの英語ですので、学校内ではリスニングができるつもりになっていても、街に出てお店などに行ってみるとサッパリ何を言っているか分からないという感じでした。笑
しかし、1年間イギリスに滞在するとして、語学学校に通うのと通わないのとでは雲泥の差があります。
語学学校に通わず、日常生活の中である程度のレベルの英会話力を身に着けるのは思っている以上に難しく、住んでいるだけでは英語は上達しないとよく聞きますが、本当にその通りだと思います。
語学学校にはお金を払って通うわけなので、その分少しも無駄にしたくないという思いも働きますし、少なくとも学校にいる間は英語から逃げ出したくても逃げられない環境にいるので、特に初めのころのホームシックや英語の壁に悩んでいる時期には、学校に通っている方が英語からつい逃げてしまうことを防げるのではないかと思います。
英語で英語の授業を受けるって、どういう感じなんだろう…
と私自身思っていましたが、英語で授業を受けることが普通になってくると、今日本語で英語の勉強をしようと日本語のテキストを見ても違和感が半端ないです。
英語を学ぼうとしているのにまず日本語がどうしても目に入ってきてしまい、脳みそが大混乱するのが自分で分かります。笑
そういう感覚を体験するのもまた楽しいです。笑