こんにちは!
管理人のひさとです。
皆さんもイギリスと言えば紳士の国というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
もちろんその人の育ちや性格にもよるとは思いますが、実際に私が接してみた人たちは本当にみんな紳士でした。
そもそも何故イギリスは「紳士の国」と言われているのか。
これはあくまでも私の私見ですが、やはり昔からの階級社会にその理由があるのではないかと思っています。
今も階級社会が根強く残っているイギリス。
上流階級の人たちには、貴族であったり公爵であったり…
と、実際にそういった人たちが存在します。
厳しい家では、同じ階級の人とでないと結婚を許さない!
というところもあるようです。
上流階級の人たちの間には色んなマナーやしきたりなどがあるようですが、そういった中でイギリス紳士というイメージが特に強く印象付くようになったのではないかと思っています。
…と言っても、あまり答えになっていませんね。笑
というわけで今回は私がイギリスで感じた「紳士」感を紹介したいと思います。
どう「紳士」なのか
私の体験談をまじえつつ、どう「紳士」なのかについて紹介します。
ドアは必ず開けてくれる
これはもう鉄板中の鉄板。
お店などに行った際に、ドアを必ず開けてくれます。
ドアを開けて先に女性を通して、男性は後から入ってきます。
では、ドアが2つたて続いてある場合にはどうするのか。
これは私も毎回迷いますが、一応ちょっと男性が一つ目のドアを入ってくるのを待ってみます。笑
うまくタイミングがあえば、2つ目のドアも開けて通してくれます。
必ず女性優先
例えば、エスカレーターに乗る時、電車に乗る時、バスに乗る時、もしどちらが先に乗る?という瞬間に出会った場合には、必ず女性を先に通してくれます。
「お先にどうぞ。」という際、英語で「After you.」と言うのですが、どんな時でも先に通してくれる、やらせてくれるので、良くこの言葉を聞きます。
色んなことをしてくれる
・料理を取り分けてくれる
・お酒をついでくれる
・席を譲ってくれる
・オーダーしてくれる
・料理を作ってくれる
・荷物を持ってくれる
・缶詰の蓋を開けてくれる
…などなど、小さなことから色んな事まで、女性の為にしてくれます。
褒め上手
色んな言葉で色んなことをストレートに褒めてくれます。
これは別に恋人同士でなくてもこんな感じです。
印象としては、とにかく優しい。
そしてたくさん褒めてくれる。
そんな感じです。
私がいた障害者施設の入居者さんの男性(60歳程)は本当にとても紳士で、常に落ち着き、常に冷静、常に優しく、常に女性を優先し、「Hello」の一言をとっても「Hello ladies」と、お洒落に挨拶してくれます。
その男性は「Thank you.」の時には「Thank you ladies.」「Thank you sir.と、特に男性に向けては、あまり普段は聞くことのない「sir」を付けて「ありがとう」をいつも相手に伝えています。
結局は性格によるところもかなりあるかとは思いますが、性格をのぞいたとしても、多くの男性が女性をうまくリードしてサポートしてくれるので、何だか自分がちょっとだけ特別な女性になれたような気がします。笑
とは言え、テレビ番組などでは離婚騒動や家庭内の夫婦の相談を司会者を挟んで当事者たちが罵り合うような番組もありますし、また西洋では日本に比べるとDVの率が高いとも聞きますので「女性をリスペクト」しているように見せかけて実は「女性を弱い物」扱いしている感覚が逆に強かったりもするのかもしれませんね…。
まとめ
あくまでも個人の体験を基にいくつか挙げてみましたが、もちろん性格などにもよるので、みんながみんなそうだというわけではありません。
またイギリスに限らず、ヨーロッパの国の男性は基本的に同じような感じなのではと思います。
しかし先日、振る舞い紳士だけれどもとにかく話の全く合わない、とにかく腹立たしいかなり保守派のイギリス人男性と話をする機会があり、性格・考え方まで込々で紳士と言うのであれば、その男性は私としては紳士とは言いたくない感じの男性でした。
かなり個人的感情が入ってしまっていますが、紳士というよりも自己中心というかなんというか…。
基本的には、男性が女性に対して上からものを言うような感じを受けることがとても少なく、おじいさん、おじさん、若者、全体を通してみんな女性をリスペクトしているように私としては感じています。
明らかに女性を優先してくれる場面が多いので、時にはくすぐったい時もあるのですが、優しくしてもらえるにこしたことはないですからね!笑
もしイギリスで男性に紳士的に接してもらった時には素直にそれを受け入れてみてくださいね。