日本で暮らしていると、あまり電化製品が壊れたり、何か使っている物が壊れたり…
ということは、もちろんあるにはありますが、そう滅多に起こりませんよね。
ここイギリスではどうかというと…。
あはははは。(遠い目)
今回は、イギリスでなぜか物が良く壊れる事情…体験談を紹介します。笑
物が壊れた体験談
以下は2年間のイギリス生活の中で、私が体験・目撃した、壊れた物たちと起こった出来事です。
壁の電源コンセント
私は普段は海外の電圧に対応している軽くて小さい便利なドライヤーを日本から持ってきて使っているのですが、とある宿泊先に泊まった時のこと。
部屋にはイギリスで良く売っている、びっくりするくらい大きいドライヤーが置いてありました。
それを使っていたところ、「バチッ!」と途中で音がして、壊れてしまい…。
最初はドライヤー自体が壊れたのかと思ったのですが、その後違うドライヤーを借りて試してみたところうんともすんとも言わず。
最終的に、壁の電源コンセント自体が壊れてしまったようでした…。
キッチンの換気扇
現在住んでいる施設の、私達用のキッチンの換気扇。
最初の頃はきちんと動いて役目を果たしてくれていたのですが、ある時から突然、スイッチを入れても作動しなくなり…
今に至ります。爆
一応施設に常駐している用務員の修理担当のおじさんにその後すぐに修理をお願いしたのですが、忘れられているのか結局そのままに…。
つい先日も改めて伝えてみましたが、
「そうなんだよ~!壊れてるんだよねここ!」
…と、分かってはいるようで、
今度修理するから~!
…というようなオーラを出してはいたのですが、結局そのままです。笑
部屋のヒーター
これは語学留学の際、最初の3ヶ月を過ごしたホームステイ先の私の部屋でのこと。
10月半ばから~1月半ばまでの寒い時期に、なんと私の部屋のラジエーター(ヒーター)が故障。
故障した、というよりは、私が部屋を使い始めた時には既に故障していました。涙
その場しのぎに、小さいヒーターを持ってきてはくれたものの、パワーが弱すぎてほぼ効果なし。
結局私がシェアハウスに引っ越す為にホームステイ先を出る前日になってようやく復活。
衝撃でした…涙
3ヶ月の間、寒さに凍え、布団にくるまりながらしのいだ私が部屋のヒーターの恩恵にあずかったのは結局最後の一日だけでした…。
シャワー
同じくホームステイ先での出来事。
ある日突然、ボイラーが壊れたとのことで、シャワーが使えなくなった、と言われました。
ボイラーが壊れたためにお湯が出なくなったとのこと。
バスルームには、シャワー付きのバスタブと、その隣にシャワーだけが透明な壁で囲われてカプセルのようになっているシャワールームがありました。
私は普段はカプセル式のシャワーの方を使っていたのですが、その日からしばらくシャワー付きのバスタブの方を使わなくてはいけなくなりました。
このシャワー付きのバスタブは、使い方に本当にコツがいり、ホテルのお風呂のように水が外に出るのを防ぐシャワーカーテンもなければ何の壁もないわけです。
そしてシャワーをかけておくところもありませんでした。
バスタブに座って、なるべくシャワーの水が外にはねてしまわないように、必死の体勢でシャワーを浴びていたのですが、またこのシャワーの出が悪いことと言ったら…涙
本当にジョウロ並みの水の勢い…
いえ、勢いとは言えませんね。
ジョウロ並みの水の流れでした…。
が、数日後、無事にカプセル式のシャワーが復活し、事なきを得ました。
シェアハウスのトイレ
引っ越した先のシェアハウスのトイレ。
家には1階と2階の2か所にトイレがあったのですが、私達居候組が使っていた2階のトイレがある時から突然流れなくなりました。
大家さんに言って、修理の人もやってきたのですが、あまり意味がなく、ほとんど改善されず。
結局流れるか流れないか、フラッシュ(トイレを流すこと)した時の運次第のような事態に…。
ところが。
ある日私は気づきます。
隣の部屋のイギリス人男性がトイレを使った後は毎回しっかり勢いよく水が流れる音がするのです。
(私の部屋はバスルームの隣だったのでトイレが流れる音が良く聞こえていました。笑)
そこで、ある日彼を捕まえて、なぜ毎回うまくトイレを流せているのかを尋ねました。笑
笑ってしまうような質問ですが、死活問題だったので!
そこで彼が伝授してくれたのは、3回連続でレバーを押して3回目でフラッシュさせるとうまくいくということ。
実際にやってみると…
見事に一発成功!
実はこの技は今も役立っていまして、今住んでいる施設の私たち用のトイレも、時々うまく流れないことがあるのですが、この方法で試せば一発です。
技を伝授してくれたシェアハウス時代の隣人に感謝です。笑
お湯沸かし用のケトル
今の施設の私たち用のキッチンにあるお湯沸かし用のケトル。
私達がやってきてすぐのころ、最初に使っていたケトルが壊れたのか、新しいケトルを同じフロアに住んでいる同僚のイギリス人が買ってきていました。
あ~
ケトル壊れたんだな~
新しいの買ってきてくれて助かる~
…と思っていたのですが、数カ月後。
そのケトルが完全に故障。
蓋は閉まらなくなるし、お湯を注ぐときにお湯がこぼれまくるようになりました。
そして気づいたらまた新しいケトルが買ってきてありました。笑
1年のうちに2回ケトルは新調されたのでした…笑
洗濯機
これは施設の入居者の洋服を洗濯する用の洗濯機です。
ランドリールームのところでなんだかわちゃわちゃしているなぁと思ってのぞいてみると、洗濯機が壊れてしまったようで、水が床に広がっていました…。
それからしばらくその洗濯機は「使用禁止」の張り紙が張られていました。
多分もうなおったのではないかな?
と、思います。笑
水道
なんと昨日の出来事です。爆
施設の私達用のキッチンで食器を洗っていたところ、突然水が出なくなりました。
お湯は出ます。
水だけが出ません。
どうやら水用のパイプが破損して水が漏れ始めたらしく、水自体を止めた、とのことでした。
このままでは熱いお湯だけではお皿も洗えないしシャワーも浴びれないし顔も洗えないし歯も磨けない…
と、ショックを受けていたのですが、とりあえず何とか応急処置をしたらしく、水が出始めました…。
が、本格的に治ってくれないとシャワー浴びてる最中にいきなりお湯だけ出始めた!
なんてことになったら困るので、まだ油断はできません…。
語学学校のトイレの便器
通っていた語学学校のトイレの便器が、ある日割れていました。
ちなみにこの学校は、私が通い始める数か月前に引っ越し改装された新しい校舎で、トイレももちろん新品に近い新しいものでした。
…が。
ある日見ると、便器が…割れていました…。
短い命のトイレでした…。
(その後すぐ修理されて復活していました)
トイレのドアのフック
同じく語学学校のトイレでのこと。
トイレのドアの内側についている、物をかけられるフック。
トイレ5個中、4個の個室のドアのフックがいつのまにか消え去っていました…。
折れてしまったようでしたが…
上でも言いましたが、新しいトイレだったのです。
もちろんドアも何もかも新品。
それがほんの数カ月後、そんな状態に。
使う人が激しいのか、そもそも作りが甘いのか…。
どちらでしょうね…。
パブのトイレのドア
先日行ったロンドンのパブ。
トイレ2つの内の片方のドアが、完全に蝶つがいのところから外れてしまっていました。
使い物にならないので、ドアは個室の入り口にただ立てかけてありました。爆
2つしかないトイレでしたので、気にしない人はそのドアを手動で動かして中に入り、手動でドアを閉め(=立てかけただけ)、用を足していました…。
ホテルのリフト
ロンドン郊外にあるとあるチェーンのホテルに泊まった時のこと。
リフト(イギリスではエレベーターをリフトと言います。)に乗り込み、自分のいた階からグランドフロア(日本で言う1階)に降りようと、「G(グランドフロア)」のボタンを押しました。
ドアが閉まり、動き始めたのですが、なんだか進みがのろいというか、えらく時間がかかり、ちょっと不安に…。
なんとなく微妙な時間のかかり具合で、ようやくドアが開いたのですが…
何と、フロアの床が、開いたドアの半分程のところの位置に…!
衝撃でした…。
まだグランドフロアには到着しておらず、どこかの階の途中、しかも、変な位置でエレベーターが停止したのです。
いまだかつてエレベーターに閉じ込められたとか、そういった類の経験をしたことがないのですが、この時は本当にびっくりして、ちょっとかなり恐怖を感じました。
友人と一緒に乗っていたのですが、一応冷静に再度「閉まる」ボタンと「G」のボタンを押し(それが正しい判断だったのかどうか分かりませんが)、ドキドキしていると、無事にちゃんとグランドフロアに到着することができました…。
その後もう一度試しにリフトを使い、きちんと動いてくれましたが、やはりなんとなく動きがのろくかなり不安だったので、その次からは階段を使ってしのぎました。涙
まとめ
…軽くこんな感じでしょうか。
電化製品に限らず、とりあえず壊れた物、壊れていた物、起こった出来事を挙げてみました。
良く言うと、なぜかこれだけ色んなものが故障したりする環境で、イギリスの人たちは物を修理しては使って、修理しては使って…
といったような感じで、次々と新しいものを買ったりするイメージはあまりありません。
車も壊れたところがガムテープで補強されている姿など、よく見かけます。笑
物が壊れたところであまり気にしていない感じもします…。
気が長いのでしょうかねぇ…。
しかし、やはり物は壊れないにこしたことはありませんよね!
なぜこんなに壊れるのか…
何か理由があるのでしょうかね…。
★電車の故障に関する記事はこちら。
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