こんにちは。
管理人のひさとです。
オランダ人のパートナーができたことにより、オランダに移住を計画しているわたくし。
オランダ移住の為には何かしらのビザが必要となってくるわけですが、今回私が取得しようとしているのが、パートナービザ。
オランダ人の彼氏彼女がいる外国人向けのビザです。
イギリスなどと比べると、比較的ビザ取得のハードルは低めな様子。
とは言え、結構手間をかけて書類を準備したりせねばならず、何よりも「100%大丈夫!」…とは言い切れないのがビザ取得の怖いところですので、申請にあたっては慎重になりますし、緊張もします(^^;)
予定では、今年(2019年)の6月頃にはオランダ入りしたいと思っていますので、それに向けて準備を進めていこうとしています。
というわけで、タイムリーにオランダのパートナービザ取得について色々と調べているところですので、自分の備忘録も兼ねて、記事にしておこうと思います。
オランダ・パートナービザ
オランダのパートナービザは、一体どんな条件で取得することができるのか。
それについてはオランダ大使館のサイトに詳細説明が記載されています。
─90日以上の「滞在許可」の申請手続き─
90日以上滞在する予定の方については、オランダ入国日から8日以内にオランダ入国管理局(IND)のオフィスのいずれかで「滞在許可」申請を行います。
++オランダ人又はオランダに長期滞在許可を持つ外国人と結婚している場合
1.オランダ入国時に残存有効期限6ヶ月以上のパスポート
2.翻訳された「アポスティーユ認証」付きの戸籍謄本
3.オランダに適切な居住場所があることを示すもの
4.配偶者の作成した身元引受書(身元引受人には、当人のオランダ滞在中の費用について、十分に経済的裏付が要求されます)。配偶者の収入条件についてはオランダ入国管理局(IND)のConditions Marriage/Relationship をご参照ください。
というわけで、一つずつ見て行きましょう。
結婚している場合、とありますが、結婚していないパートナーもその条件に入っています。
オランダ入国時に残存有効期限6ヶ月以上のパスポート
まずはパスポート。
6ヶ月以上の残存有効期限とのことですが、これについてはばっちりOK!
私のパスポートのリミットは2025年になってますので、心配無用です。
翻訳された「アポスティーユ認証」付きの戸籍謄本
…。
アポスティーユ…?
…となりましたですよワタクシ。
はて。
アポスティーユとは。
「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。
提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することができます。
引用元:外務省ホームページ
東京か大阪の外務省のオフィスに直接出向いて申請しないと手にすることのできない書類のようです。
流れとしては、地元の役所で自分の戸籍謄本を取得し、それを持って外務省へ。
そしてそこでこのアポスティーユ認証という書類?を貰い、それを持ってオランダへ行く、という感じです。
オランダに適切な居住場所があることを示すもの
これについては、私というよりも、相方さんが準備する分野になります。
私がきちんと住んでいける場所があるのか、本当に一緒に住むつもりなのか、という証明を相方くんがしなくてはなりません。
配偶者の作成した身元引受書
これも相方くんの作業が必要となります。
これは、私のスポンサーとなる相方くんが、ちゃんと私の面倒をみれるだけの経済力があるのか、といった部分の確認になるようです。
私は自分がどれだけ資金を持っているかなどの残高証明をしなくてもいいようですが、相方くんは給料をどれくらいもらっているのか、正社員として正式に働いているのか、などといった証明をするための書類を会社で準備してもらわなくてはなりません。
こういった感じで、簡単にいうと、私は「日本人であるよ~」という証明をするだけで良いような感じですが、相方くんは資金の証明など「僕には責任を持ってこの日本人の身元を引き受けるだけの経済力もあれば家もあります!」という証明をしなくてはならないようなので、移住する私よりも、現地に住んでいるオランダ人である相方くんの信用度が問われるような感覚を受けました。
てっきり「移民」の一人となる私の方が疑ってかかられる存在かと思いましたが、私よりも相方くんの方が準備するものが多く、なるほどなぁ~と…( ゚Д゚)
ちなみに、日本人を含む決められた数か国(オーストラリアや韓国など)以外の国からオランダへやって来る人は、まず先に仮の滞在許可書を取得する必要があります。
更に、先にオランダ語のテストを受けたりする必要がある模様。
そういう私もパートナービザを無事取得できた暁には、オランダに住み始めて3年以内にオランダ語のテストを受けなくてはならないのですが、先に受ける必要がなく、3年という猶予が与えられているのはありがたいことです(^^;)
片道航空券で果たしてオランダに入国できるのか。
ここで一つ懸念が。
先に少し触れましたが、既に次回オランダへ行く為の飛行機のチケットを確保した私。
実は、片道のチケットを購入しました。
…ドキドキするでしょ?(~_~;)
ドキドキなんです。
通常、飛行機のチケットは往復で取るのが基本といいますか、往復チケットを持っていないと、下手したら日本から出る飛行機に乗せてもらえない可能性もあるようでして。
しかし。
オランダの場合、パートナービザの申請・手続きは、全てオランダに入国してから行う必要があるのです。
ということは、パートナービザ取得を前提として、片道の飛行機チケットで行って入国するしかないではないですか…。
もちろん、結局往復のチケットの方が基本的には安くで購入できるので、いっそ捨てチケットとして往復分を購入しようかとも考えました。
そして帰りのチケットは捨てようかと。
入国審査では、さも観光で来ました感を出そうかと。
色々と入国審査をかいくぐる為の策を考えました。
ですが、そもそもがオランダに入国してからでないと申請・手続きができないパートナービザ。
そういう設定になっているのに、なんでそんなにビビって嘘ついて入国せねばならんのだ(=_=)
…と思いまして。
ここは意を決して、片道チケットを買ってしまおう!!!
…と、購入したのですが、やはり不安が拭えない…。
というわけで、相方くんがオランダの入国管理局に電話をして、その辺について尋ねてくれました!
おすすめ情報
航空券の購入には私がいつも利用している格安航空券を簡単に探してそのまま購入できるスカイスキャナーがおすすめです。
答:入国審査では嘘をつくべからず。
オランダの入国管理局に電話をし、パートナービザを申請しようと思っていること、片道の航空券を購入したこと、入国審査ではどう伝えればいいのか、について尋ねてくれた相方くん。
入国管理局の人の答えはというと…
- 入国審査では観光に来たなどと嘘をつかず、正直にパートナービザを申請するつもりであることを伝えること。
- 元から入国してから申請・手続きするようになっているビザなのでその説明で全く問題ない。
- 申請の為に準備している書類などを入国審査官に見せれるように準備しておくこと。
- 観光の為のオランダ滞在と、ビザ申請の為の滞在では全く意味合いが違うので、絶対に嘘はつかないこと。
と言われたそうです。
とても愛想のいい人だったようですが、相方くんが私たちの不安と疑問について尋ねたところ、いたって普通にサラッと当たり前のように愛想良く答えてくれたそうで。
もしかしたらこういう問い合わせは多いのかもしれませんね…。
…と思いたい。爆
とりあえず、入国管理局の人が言うんだから間違いないでしょう、と、我々も決意を固めました。
日本を出発する時の空港でのチェックイン時、そして、オランダ着後の入国審査では、正直にパートナービザ取得の為にオランダに滞在するということを伝えようと思います。
オランダへの移住は何事も慎重に準備しておいて損はない
実際にオランダに行くまでまだもう少し時間がありますが、何事も早めに手を付けておく・手を打っておくにこしたことはないということで、かなり慎重派かつ相当真面目派な我々、既に色んなことに手を付けてみております。
手を付けすぎてわけがわからなくなってきている節もありますが(汗)、比較的ビザ取得のハードルが低いと言われているオランダですので、きちんと一つ一つ必要な書類などしっかり確認し、時間をかけて準備していこうと思います。
実際に入国審査がどうだったかについては↓の記事をチェック!
オランダ・パートナービザ取得への道【1】必要書類と入国審査、その他手続き
こんにちは。 管理人のひさとです。 今日はオランダパートナービザの申請について書いてみようと思います ...
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