日本と他の国。
もちろんいろんな表示や表現が違っているのは仕方のないこと。
その国の文化のひとつです。
がしかし。
やはり色々と大混乱させられるものがイギリスにもたくさん…笑
今回はイギリス式の色々について紹介します。
住所の書き方
日本では住所の書き方は…
123-4567(郵便番号)
東京都福岡市1234-5
山田 花子 様
と、郵便番号、住所(都道府県、市町村、番地等)、名前、という順番で書くのが一般的です。
しかし。
イギリスでは、下記のような書き方になります。
Hanako Yamada
1234-5, Fukuokashi, Tokyo, 1234567
名前、番地等、市町村、都道府県、郵便番号の順です。
とっても不慣れで読みにくいし書きにくいのですが、イギリスでの住所の表記はこのようになっていますので、一番最初に番地などの数字がついている際に、それを郵便番号と勘違いしないようにしましょう!笑
メモ
イギリスの郵便番号はSJ9 7HTのように数字とアルファベットが混ざっています。
日付の書き方
日本では、
2018/03/30
と、西暦、月、日にちの順番で書きます。
イギリスでは、
30/03/2018
と、日本とは真逆の、日にち、月、西暦で書きます。
これがかなり我々日本人を大混乱に陥れます…笑
特に、「12/11/2018」の表示が「12/11/18」のようになっている時。
日本式で読むと「2012年(もしくは平成12年!?)11月18日」に見えてしまわなくもない為に、一瞬脳みそが混乱します。
階(フロア)の表示
日本では、
1階、2階、3階…
というところを、
イギリスでは、
Ground floor、First floor、Second floor…
と、日本で言う1階がイギリスではグランドフロアからスタートする為、日本人の感覚で行くと、2階が1階、3階が2階…
と言われているようなことになるので、かなり大混乱します。
これは他のヨーロッパの国の人たちも私達日本人と一緒になって混乱している姿を語学学校では良く見かけました。
大きなショッピングセンターで待ち合わせをする際などに、1階の意味でFirst Floor(本当はGround Floor)と伝えてしまい、相手は2階(First Floor)で待っており、いつまでたっても待ち合わせ場所に現れないということも…(^^;)
時間
英語で時間を言う時。
例えば、
- 10時 Ten/Ten o'clock
- 10時15分 Ten Fifteen
- 10時30分 Ten thirty
- 10時40分 Ten forty
- 10時45分 Ten forty-five
という風に言うのが一番簡単ですし、どこででも通じる言い方だと思います。
しかし。
イギリスには別の表現の仕方があり、しかもそれがかなり一般的に使われています。
イギリスでは…
- 10時 Ten/Ten o'clock
- 10時15分 Quarter past Ten/Ten Fifteen
- 10時30分 Half past Ten/Half Ten/Ten thirty
- 10時40分 Twenty to Eleven/Ten forty
- 10時45分 Quarter to Eleven/Ten forty-five
と、「past」と「to」を使って時間を表現します。
時計の30分までの間は「past Ten」と、「past + 今現在の時間帯(10時)」が入ります。
しかし、30分を過ぎると「to Eleven」と、「to + 次に来る時間帯(11時)」という表現になります。
15分と45分に至っては「Quarter」と言う表現になり、「Quarter to Eleven」と言われると、10時45分の10も45もどの数字もその表現に入っていないので、慣れるまではなかなかピンとこなかったりします(^^;)
が、本当にイギリスではこの時間の表現は一般的に老若男女問わず使われていますので、是非慣れて使いこなせるようになりましょう!
数字の読み方
ある時私が「1,600」を「sixteen hundred」という読み方をしていると、それはアメリカ式だよ、と訂正されたことがあります。
というわけで、その時イギリス人の友人に聞いたイギリス式?の数字の読み方は下記の通り!
- 160 one hundred and sixty / hundred and sixty
- 1,600 one thousand six hundred
- 16,000 sixteen thousand
- 160,000 hundred sixty thousand
- 1,600,000 one point six million
- 16,000,000 sixteen million
- 160,000,000 one hundred sixty million
- 1,600,000,000 one point six billion
- 16,000,000,000 sixteen billion
- 165,550 one hundred sixty-five thousand five hundred and fifty
もちろん「sixteen hundred」といった言い方でも通じないわけではないですが、イギリス人としては「one thousand six hundred」と言ってくれた方が嬉しいようです。笑
まとめ
ちょっとしたことですが、特に日付は初めの頃かなり混乱しました。
そして今日本に帰ってきてからは逆混乱が起こっています。爆
イギリス式の表示に慣れてしてまい、日本式の日付の表示を見た時に、一瞬、「…」と考えてしまうという事態に…汗
聞くところによると、アメリカは03/30/2018のように、月、日、年らしいですね!?
とは言え、今のところアメリカや他の英語圏にはいったことがない為にとりあえずはイギリス式にしか触れ合う機会がありませんが…笑
イギリスに行かれる際にはこのイギリス式の表現達を是非頭の片隅に置いて、現地で混乱してしまわぬよう、また、時間や日付については自分で口にする機会も多いと思うので、是非実際に使ってみてくださいね(^^)
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