こんにちは!
昨晩は我が地元では大きな花火大会がありました(^^)
久しぶりに足を運んで見てきましたが、すっごい人とすっごい湿度の高さでしたが、とっても良かった~♪

イギリスでは花火は夏の風物詩ではなく、冬の風物詩。
夏に花火大会というのは、イギリスでは全くお見掛けすることがありません。
今年は2年ぶりに日本のこの暑い夏を体感してみて、夕涼みの中(といってもまだまだ暑いですが。汗)、浴衣を着たたくさんの人々が花見見物をしている様子に、日本の夏の雰囲気の良さを改めてひしひしと感じました(*´ω`*)


さて、イギリスでは、どこそこで花火が揚がる一大イベントが毎年11月5日に開催されます。
まだちょっと先ですが、一足先に日本では花火シーズンを迎えているので、それに合わせてイギリスの11月5日の花火の一大イベントについて紹介します♪
11月5日は国会議事堂が破壊されそうになった記念日!?
1605年11月5日。
ある男たちが、国会議事堂であるウェストミンスター宮殿を爆破しようと試みました。
色々と宗教が絡んでいる話なのですが、簡単にいうと反政府の人間だったんですね。
実行役の男の名前は、ガイ・フォークス。
彼らは着々とウェストミンスター宮殿を爆破する計画を進めていましたが、密告により思惑が明らかとなってしまい、爆破計画の実行直前で逮捕され投獄されてしまいます。
そして市内引き廻しやたくさんの拷問にあったのち、処刑されてしまうのです。
11月5日は、その大事件の記念日。
実行役のガイ・フォークスの名前をとって、ガイ・フォークスデイ、ガイ・フォークスナイトと呼ばれています。


花火だけでなく、大きなイベントも開催!
基本的にこの11月5日の夜には各地で花火があがり、日本でいうところの花火大会として人々に親しまれているのですが、場所によっては大掛かりなイベントが開催されるところもあります。
例えば、ブライトンのお隣にある小さな街、Lewes(ルイス)では、その日の夜はガイ・フォークスが処刑前に市中引き廻しにあった時の様子を再現する結構規模の大きな有名なお祭りが開かれ、フォークスを模したお面をつけた人や、かがり火を持った人々が街を練り歩きます。


ガイ・フォークスの人形を実際に引き廻して燃やしていたという風習が以前はあったということで、なんだかちょっと私としては残酷というか、怖いことするなぁ…
という印象が結構強く、国会議事堂が守られた!国が守られた!的な意味合いの他に、結局はガイ・フォークスがひどい拷問の末に処刑されたことを祝っているようで、なんといいますか…
意味を知ってしまうとあまり、「わー!花火大会イェーイ♪」という気になれなくなってしまったのは私だけでしょうか。爆
まとめ
とうわけで、実はそんなストーリーを背景に開催されている毎年11月5日の花火イベント。
その影響もあってか、その時期の周辺は11月5日だけでなく、色んな日に各地で花火大会が開催されている印象です。
イギリスでは夏の花火大会はないので、花火大会が大好きなあなたさまには是非この時期は各地の花火大会の日程をチェックしておくことをオススメ致します♪
背景にあるストーリーは結構暗いものがありますが、花火自体は楽しめるので、是非足を運んでみてください(^^)

