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イギリス語学留学

ホームステイでハウスメイトと仲良くなれる?1人目のハウスメイト・サウジアラビア人のアズィール

2018年3月21日

私は語学留学の為に2015年の10月に初渡英を果たし、2016年の2月の頭頃までホームステイをしていました。

その後は自分で部屋を見つけてシェアハウスへ引っ越したのですが、引っ越すまでの約3ヶ月の間に私の他に同じ家にステイしていたハウスメイト達の顔ぶれが実は3度変わりました(^^;)

今回はシリーズでそんな私のホームステイ中に起こったハウスメイト達のあれこれについて紹介します。

ハウスメイト紹介

私と時を同じくして同じホームステイ先に滞在していたのは以下の3人。

  • アズィール(19歳のサウジアラビア人の青年)
  • 名無し(たぶん9歳くらい?のトルコ人の青年)
  • ボビー(大学生。タイ人の青年)

2人目の名無しくんは本当に名前を思い出せない…爆

それには理由があるのです。

それについてはまた後日…笑

一人目のハウスメイト・サウジアラビア人のアズィール

愛想はないがいい人

ホームステイ先には私以外の生徒はいない、と留学エージェントを通して話を聞いていた私でしたが、行ってみると、普通にアズィールが既に隣の部屋に住んでいました。爆

実際に行ってみると話が違うといったようなことはイギリスあるあるではないかなぁと思いますが…笑

アズィールはサウジアラビア人。

19歳で、海軍に所属していると言っていました。

彼は私とは別の語学学校に通っており、私がやってきた時点で既に彼はその家に滞在しながら語学学校に通って10ヶ月程経っていたようでした。

ステイ先についてから2日後。

私の初めての語学学校への登校日。

ホストマザーに私をバス停まで案内し、学校のあるところまで案内してあげるように頼まれたアズィールと私は一緒に家を出ました。

当時の私は英語力ほぼゼロでしたので、二人で歩いていたところで、そして二人でバスに乗ったところで、話すことがないというか、話せない。爆

痛恨の沈黙が続きました…。

が、そんな中、ほとんど英語が話せない私なりに頑張って少し話しかけてみることに。

そこで彼が違う学校に通っていること、既に1年近くここに住んでいることなどを聞くことができました。

印象としてはかなりシャイというか、おとなしい感じ。

あまり率先して自分から話しかけてくるということはなかった彼でしたが、学校までしっかり案内してくれました。

実はイギリスについた翌日私は一人で学校下見に行っていたので学校まで付き添ってもらわずとも大丈夫だったので、学校手前の分かれ道でお別れしました。

↑去って行くアズィールの後ろ姿…笑

そんなアズィールくんとはその後も一緒に登校して…

なんていうことは全くなく。笑

それぞれがそれぞれの時間で動いていたので、朝ご飯を一緒に食べることもほとんどなく、一緒に住んでいるからといって仲良くなるといったようなこともありませんでした。

もしステイ先で一緒に住んでいるコがいたとしてそのコと仲良くなれたら…★
ひさと

と期待していただけに、これはちょっと期待外れでしたが、それはそれで自分のペースを保つことができたので良かったかなと思っています。

私としては全く無害の、たまに顔を合わせて挨拶するくらいの付き合いのアズィールくんだったのですが、ホストマザーは…

彼を好いていませんでした(^^;)

話かけても全然まともに喋ってくれないし。

なんか不愛想だし。

途中からは昼からしか学校に行かなくなって、朝はいつも遅くまで寝てるし。

夜は夜で遊びに行っていて帰ってくるのが遅いか、どこかに泊まってて帰ってこないし。

ふんっ。

といつもホストマザーは言っていました。

それでも彼は家にいる時は静かに過ごしているし、特にホストマザーに迷惑をかけるといったようなこともなく、無難に10ヶ月を過ごしてきたようでした。

アラビアの国サウジアラビア

国では海軍に所属しているアズィール。

彼の国であるサウジアラビアやドバイなどの石油でウッホウホ状態のお金持のアラビアの国からやってくるのはほとんどが男性のみ。

彼らの国では男尊女卑の文化が今も根強く残っています。

例えばサウジアラビアでは女性は車の運転すらしてはいけなかったり。

メモ

これに関してはついにここ数年の間に改革があり、2018年6月をもってその規制がなくなり女性の運転が解禁される予定になっているようです!

そういう感じなので、女性が外国に行ってまで勉強をするという環境はあまり設けられていないようです。

アズィールは所属している軍のお達しにより、お金は国から全て援助を受けイギリスへ英語の勉強に来ていました。

これはドバイから来ている生徒なども同じでした。

こういった事情があり、アラビックの生徒達はなかなか真面目に勉強している…という人にお目にかかれませんでした。

なぜなら彼らは自分で好んでイギリスに来ているわけではないからです。

国に言われて、国がお金を出してくれて、それでしぶしぶ勉強しに来ているといった生徒が多い為、語学学校にはまともに通わずに既に2年も無駄に学校に在籍しているという状態のドバイ人生徒が2人、私が通っていた語学学校にもいました。

彼らは言うまでもなく学校の、そしてみんなの厄介者でした…汗

そんな中、私の学校にいたサウジアラビア人の生徒もそうでしたが、アズィールは一応そこそこ真面目に学校に通い、英語もしっかりと着実に身に着けたようでした。

だいたいアラビックの生徒たちは自分たちだけのグループを作っているのですが、彼もほとんどは同じ国の仲間たちとつるんでいたようで、頻繁にでかけたり夜遊びに行ったりとしていたようでした。

そんな彼とある日話していた時のこと。

軍では銃とかも普段から扱うの?

と尋ねてみた私。

もちろんだよ。シリアとかからI〇ISなんか攻めてきたりしたら、俺たちが銃を持って闘うんだよ。

と言っていました。

日本にも軍隊はあるのかと聞かれたので、日本には自衛隊はあるけど、「軍隊」という認識ではない、という旨説明しました。

アズィール帰国の日

そんなアズィールがついに帰国する日がやってきました。

彼は私に、「もうここに11ヶ月もいて、いい加減に飽きた。」と顔を合わせた時に言っていたことがありました。

きっとついに国に帰れるということで、嬉しいだろうなぁ、と思いました。

そしていよいよアズィールがステイ先を出る時間がやってきました。

迎えのタクシーを待っている間、ホストマザーとアズィールと私で写真を撮ったりしつつ、今までにこんな風にアズィールと和気あいあいしたことなかったなぁと思いつつ、最後の最後でみんなで和気あいあいと時間を過ごし、別れを惜しみました。

ホストファザーは残念ながら仕事で家にいなかったのですが、ホストマザーに電話をかけてきて、電話でアズィールに別れの言葉を伝えていました。

なんだかんだでアズィール、この家で1年近く過ごして、結局はこの家やファミリーに馴染んでいたんだなぁと感じました。

そうしてついにタクシーが到着。

ホストマザーと一緒に見送ったのでした。

アズィールのその後

彼が家を出てから。

私がホストマザーとアズィールと一緒に撮った写真を自分のFacebookにアップし、アズィールへの別れの言葉を書いたところ、アズィールからコメントが。

私への一言は…

「I miss you honey!♡♡」

ホストマザーへの一言は…

「I miss you lovely!♡♡」

…( ゚Д゚)

その日のディナータイム。

部屋から出てリビングルームへやってきた私とホストマザーは顔を合わすなり、

「見たぁ!?爆」

とアズィールのコメントについてお互いに確認しあい、爆笑。

「アズィールこんなキャラだった!?」

と二人で爆笑しつつ、あまり彼を好いていなかったホストマザーでしたが、なんだかんだで憎めないようで、彼のあまりにも見た目とキャラに似合わないこのコメントを見てほっこり…

いえ、ゾワッとしつつ、ほっこりしていたようです。笑

(実際にホストマザーはコメントを読んで身震いをしていた…爆)

その後も今でも彼はFacebookでよく「いいね」をくれますし、うす~くではありますが、一応縁が続いています。笑

いつかサウジアラビアに行くことがあれば連絡してみようかなぁと、ついでにガイドもして欲しいなぁなんて思っています(^^)

お金持ちのお国なので、ガイドついでにご飯とか…期待…爆

まとめ

今回は1人目のハウスメイトアズィールについて紹介しました。

結論から言うと、このアズィールはホストマザーの不評を買いつつも約1年ちゃんとこの家に馴染んで無難に過ごした、ホストマザーから言わせると、まだマシな生徒だったようです。爆

残りの二人は…

この後波乱が待ち受けているのでした…

あはははは…

ちなみに私はホストマザー曰く、今までステイした生徒の中でナンバーワン!!!だそうです。笑

バンザーイ(^o^)丿

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