こんにちは!
管理人のひさとです。
先日相方くんのイトコ男子が、働いているカフェでどこぞのシンガーに合わせてギターでパフォーマンスを行うということで、それを見に、家から車で1時間半ほど離れたところにある街に行ってきました。
その街に行く途中で通りかかったのが、こちらのアフシュライトダイク。
アフシュライトが締め切るという意味で、ダイクが堤防。
日本語ではそのまま直訳して「締め切り大堤防」というそうです。
世界最大の堤防です。
アフシュライトダイク~締め切り大堤防~
この大堤防、この写真で向かって左側が海。
右側が湖。
水の色が違いますよね。
海が青で湖が緑。
昔海だったところにこの大堤防を作り、湖を作ったという歴史があります。
正式には湖を作ったというよりも、陸を作る為に作ったといった方がいいのかな。
- 全長32km
- 幅90m
- 高さが海抜7.25m
1932年(昭和7年)に竣工されたそうで、当時の人々がほぼ手作業で作り上げたそうです。
当時の技術力で全長32kmの…
しかも、海を遮って作らなければならなかったこの大堤防。
きっと色んな苦難があったんだろうなぁ…
と、しみじみと思いを馳せてしまいました。
ちなみに、逆向きに見た堤防はこんな感じ。
左が湖で、右が海。
オランダって本当に不思議な国だなぁとつくづく。
こんな大堤防を作って水を遮って陸を作ってしまうんだから凄い。
日本のように地震があったり津波があったりという環境ではないからこそできることなのかもしれない。
それとも…
日本もこんな感じででっっっかい堤防を海と陸の間に作って津波を防げばいいのだろうか…!?
今丁度相方くんと、今更ですが【進撃の巨人】にハマって、1話から最新話まで見たおし、今も毎週最新回が更新されるのを楽しみに見ているのですが、この大堤防を見ていると、壁に囲まれた進撃の巨人の舞台の街をちょっと思い出してしまったり(^^;)
我々の住んでいる家は実はすぐそばに海がありますが、この大堤防ではないけれども海沿いに堤防がある為に、堤防の上に行かないと海が見えません。
せっかく海が近くにあるけど、基本的に津波の心配もなさそうだけど、海よりも低いところに陸を作った為に陸から簡単に海を見下ろすことが出来ないこの感じ。
何とも言えない不思議な気持ちになります。笑
いたって普通にみんな暮らしているけど、こんな状況、今まで日本にいた時にはなかったもんなぁ…。
私の地元も海のある街で、サーフィンなどが盛んな街なので、海は身近でした。
津波が来たらえらいことになると言われている我が地元。
でも、綺麗な砂浜とイイ波で、サーファーのメッカとしてにぎわっていて。
同じ海のある街でもオランダと日本でこんなにも風景が違うというのが面白い!
アフシュライトダイクモニュメントへの行き方
私が写真を撮ったポイントはアフシュライトダイクのモニュメントと言われているところ。
展望台もあり、そこから上のようなアングルでの写真を撮ることができます。
小さな湖沿いのレストランや、展望台に上る螺旋階段のところには超絶小さいお土産屋さんも入っており、観光スポットの一つとなっています。
アフシュライトダイクモニュメントの場所
アムステルダム駅から車で1時間ほどで行けます。
私は北部の方に住んでいる為、車で20分程で到着しました。
大堤防にはもちろん電車は通っていない為、電車で行くのは不可能です。
交通手段は車一択です。
凄く有名な観光地!!!
…というわけではありませんが、実はひっそりと?こんな観光スポットもあるオランダ。
実際足を運んでみると、景色に感動したり、感慨深いストーリーだったり、来て良かったと思わされる、私達日本人が知らないだけで実は存在する知られざる場所がきっとこの小さなオランダという国の中にたくさんあるんだろうなと思いました。
私自身、オランダについて基本的な知識しか持たずに生きて来て、そして移住してきたので、これからどんどんこういったスポットを見つけていけたらと思っています(^^)
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