ミュージカル映画「マイフェアレディ」をご覧になったことはあるでしょうか。
イギリスロンドンが舞台になっている、私の大のお気に入りのミュージカル映画です。
今日はそんな「マイフェアレディ」について紹介します。
ミュージカル映画「マイフェアレディ」
ハリウッドで製作された映画ですが、ロンドンが舞台になっています。オリジナルは「ピグマリオン」という戯曲で、それが元となり作られた舞台ミュージカルを映画化したものがこの映画です。
主演はオードリー・ヘプバーン。
もうこれだけで最高ですよね!笑
とにかく映画の最初から最後まで、美しすぎるオードリー・ヘプバーンを拝み倒すことができます笑
ストーリー
ロンドンの下町生まれ育ちのイライザ(オードリー・ヘプバーン)。
かなりなまりの激しい英語を喋る、少しお下品でガサツで薄汚れた花売り娘として暮らしていました。
そんなある日、言語学者のヒギンズ教授と知り合います。
ヒギンズ教授に、
「お前に正しい英語の発音とマナーを身につけさせ、王室のパーティーに出れるまでにしてやるよ。」
と言われ、初めは疑いながらも、ヒギンズ教授の家に滞在しながら美しい英語とマナーを身に着ける為の厳しい特訓を受け始めます。
…というストーリーになっています。
始めは薄汚れた格好で下品でガサツなイライザ(オードリー・ヘプバーン)が、どんどん洗練されてゆき、美しく優雅な女性になっていくというシンデレラストーリーです。
きっとあなたも聴き覚えがあるはず!映画の楽曲
マイフェアレディはミュージカル映画ということで、出演者が色んな歌を歌う場面がたくさんあります。
その楽曲は素晴らしいものばかりで、かつ、もしあなたがこの映画を観たことがないとしても、一度は耳にしたことがある…!
というものがいくつか出てくると思います。
例えば、一昔前、俳優の伊東四朗さんが出演されていた栄養ドリンク「●ナ」のCM曲。
伊東四朗さんが「●ナ~で元気!●ナ~で元気!」と歌っていた、印象的な曲があったのですが、この曲のオリジナルはこのマイフェアレディの中でイライザのお父さんが歌う、「運が良けりゃ」という歌です笑
気付いている人いるかな~!?
と思いながら、いつもCMを観ていました…笑
マイフェアレディの裏エピソード
実はこの映画には色んな裏エピソードがあり、有名なものを紹介したいと思います。
実はヘプバーンは歌っていなかった
ミュージカルということで、イライザを演じているオードリー・ヘプバーンが歌うシーンがたくさんあるのですが、実は実際に映画の中で流れている歌声はヘプバーンのものではありません。
正しく言うと、ヘプバーンは自分でこのミュージカルの為に歌の練習をし、
撮影の際には実際に自分で歌って通したのですが、その後吹き替えられてしまったのです。
ヘプバーン自身は吹き替えられるということを知らずにいたらしく、
吹き替えられたことを知った時には大変激怒したそうです。
ちなみに、映画で公開されている吹替後の動画と、ヘプバーンオリジナルの声で歌われている動画を発見しました。
こちら!
吹替後(公開版)
吹替前
私としては彼女の地声のままでもよかったのではないかなぁと思いますが、
確かに吹替の歌の方が…
あぁ…これ以上は言えない…涙
ちなみに吹替の歌を担当したはマーク・ニクソンという「最強のゴーストシンガー」と呼ばれた歌手です。
この映画だけでなく、色んなミュージカル映画の歌の吹き替えを担当していたそうです。
マイフェアレディの舞台となった場所
この映画の舞台はロンドンなのですが、中でもココ!という特定の場所がいくつかありますので紹介します。
コヴェントガーデン(Covent Garden)
ロンドン地下鉄に乗り、コヴェントガーデンステーション(Covent Garden Station)を降りてすぐのところにあります。
通常はマーケットが開かれていたり、他には高級ショップの店舗やレストラン、カフェなどがいくつも並んでいます。
マーケットはこんな感じ。
そんなマーケットのお向かいにある建物がこちら。
セントポールコヴェントガーデン(St Paul Covent Garden)という教会です。
この4つ並んだ大きな柱の、右から3番目の柱にイライザ(オードリー・ヘプバーン)が映画の冒頭で座っており、ここでヒギンズ教授と出会う…
というところからストーリーが始まります。
そのシーンがこちら。
どうでしょう?
柱に座っていますよね!
アスコット競馬場(Ascot Racecourse)
ウィンザーの近くにある、イギリス王室所有の競馬場です。
たまたま私の今住んでいる街から近いのですが、私は残念ながら訪れたことがありません。
映画の中では、そこそこの美しい英語とマナーを身に着けたイライザ(オードリー・ヘプバーン)が、お試し&練習として、社交の場である競馬場へ競馬観戦に行く(しかし結局失敗してしまう爆)、という場面で登場します。
そのシーンがこちら。
このシーンのこのドレスを着ているヘプバーンの写真を観たことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
まとめ
私は子供のころにこの映画を観て以来、この映画が大のお気に入りの一つとなっています。
当時はまさか自分がゆくゆくはイギリスへ向かい、この舞台となったイギリスに滞在しているとは夢にも思っていませんでした…笑
イギリス、ロンドンに興味のある方で、まだこの映画を観たことがないという方はぜひ!