日本では馴染みのないチップ文化。
アメリカではほとんど強制的に(?)チップを支払わなくてはならないらしいですが、イギリスではどうでしょうか。
今回はイギリスのチップ事情について紹介します。
イギリスではチップは必須ではない
イギリスではもちろんチップの支払いは馴染みのあることなのですが、実はそこまで必須とされているわけではありません。
イギリス人とカフェやレストランを訪れた際、チップを支払っているところを目にすることはあまりありませんでした。
たまにカフェなどで「お釣りはいりません。」という意味を込めて、代金を支払ってお釣りをもらわずに店を出たり、請求料金より数ポンド多めにコインを置いたり…
という風景を見かける程度で、店のスタッフも客側も、「チップを払って当たり前!」や、「チップがないなんてありえない!」と言った空気は全く感じません。
また、ホテルなどでも、部屋を出る時にはチップを置いておく必要があるのでは…
という話を聞いたことがありましたが、実際にイギリス人と国内旅行に行きホテルに宿泊しましたが、部屋にチップを置いている場面は見たことがありません。
個人的にも、カフェやレストランでチップを支払ったのは2年間住んでいた内のほんの数回。
ホテルに個人で宿泊した時も、一度もチップを置いて出たことはありません。
また、それによって店側に嫌な顔をされたり、何か問題になったりなどと言ったことは一度もありません。
チップの支払い方
日本では馴染みのない文化なので、どうやってチップを支払うのか、最初考えたことがあるのですが、私だけでしょうか?笑
イギリスでのチップの支払い方は以下の通りです。
- お会計時に余分な金額を支払い代金と一緒に現金でテーブルに置いて行く。
- カードでの支払いの際に「charge(チップ)を支払いますかどうしますか」という表示の画面の状態でカード支払い用の小さな機械を渡された時に、そこに手動で自分の希望のチップの金額を入れると代金にそれが加算さる。
これは自分が支払いたい時に払う方法ですが、最近は多くのお店で、初めから請求料金にチャージ料(チップ)が含まれていることが多く、
あれ!?
食べたはずの額より金額が高い!?
…と思った時には是非メニュー表の下の方や、請求書の下の方を見てみてください。
「金額の〇%をチャージ料として請求します」という旨の記載があるはずです(^^;)
まとめ
基本的にはイギリスではあまりチップについては気にしなくていいと思います。
先日イギリス人の友人とパブで飲んでいる時にチップの話になり、彼も今までの彼の人生の中でチップを払ったことはほとんどないと言っていました。笑
私も、愛想良くしっかりと親切に対応してくれた店員さんなどにはチップをたまぁ~にですが、置いて行く程度で、あとはほとんどチップを置いたことはありません(^^;)
逆に、そのたまぁ~にチップを支払おうと思った際に、お釣りはいらないよ~のつもりで余分に金額を置いてそのまま去ろうとしても、しっかりと店員がお釣り(change)をくれることの方が多いです。
イギリスに来ているからには郷に入っては郷に従えの精神で現地の生活や文化になるべく合わせて馴染むようにしているつもりですが、チップ文化だけはどうしても慣れず…
しかし、周りのイギリス人たちも似たような感じなのであまり気にしないことにしています。笑
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