- くせ毛の直し方を知りたい
- 自分のくせ毛が嫌い
- このまま一生に縮毛矯正をしながら生きていくなんて…
そんなあなたの悩みを解決します。
私も実はかなり扱いの難しいくせ毛の持ち主で、ずっと「ストレートヘアが正義」「ストレートヘアになりたい」と、ストレートヘアに憧れていました。
しかし、今ではそんな思いもどこへやら!
というわけで、今回は私が実践している「くせ毛を活かした髪型にしてくせ毛を楽しむ方法」をお伝えしたいと思います。
現在実際に私が実践している方法ですので、くせ毛にお悩みのあなたもこの記事を読んだあとにはすぐに実践への一歩を踏み出し、その効果が得られるはずです。
くせ毛(かつ、剛毛、多毛)にお悩みの方はぜひ記事をご覧ください♪
カーリーガールメソッドでくせ毛を活かして楽しむ方法【実体験&効果保証】
あれこれ言わずに、先にあなたのくせ毛の悩みをあっという間に解決する方法を一言でお伝えします。
くせ毛を活かす
以上です!
- くせ毛の直し方ではなくくせ毛の活かし方を考える
- 縮毛矯正をやめる
- くせ毛を活かす方法「カーリーガールメソッド」を実践する
この3つを実践することで、大嫌いだったくせ毛を好きになることができるのです!
少なくとも私は人生で今初めて、自分のくせ毛を好きだと思うことができています。
ここで、実際の私の髪の毛の変化について写真で紹介しておきます。
ちなみに私の髪は、くせ毛、剛毛、多毛の三拍子が揃った、かなり扱いの難しい髪です。
それがこうなりました。
ウネウネしたボンバーヘアが、綺麗なウェーブヘアになりました。
これ、パーマをかけたわけでもなく、巻いたわけでもなく、自分のくせ毛を活かした天然の私の髪の毛です。
それでは早速「くせ毛の直し方に頼らず、くせ毛を活かして楽しむ方法」について実際に具体例を説明していきます。
1.くせ毛の直し方ではなくくせ毛の活かし方を考える
洋画やテレビに映るヨーロッパやアメリカなどの人々を見ている時などに、彼らのボリューミーなカーリーヘアを綺麗だなと思ったことはありませんか?
自分のくせ毛はこんなに扱いの難しいくせ毛なのに、どうして彼らのボリュームのあるカーリーヘアはあんなにおしゃれに見えるんだろう。
私のくせ毛と何が違うんだろう。
なんで私のくせ毛はあんな風になってくれないんだろう。
そう思ったことはありませんか?
切ってしまうとヘルメット、キノコになってしまう自分の髪の毛。
長いとひたすらブワッと広がる髪。
実は、日本人である私たちもそんな悩みに別れを告げることができます。
くせ毛を直すのではなく、逆にそれを活かして映画やテレビドラマで見る彼らのような綺麗なカーリー・ウェーブヘアを手に入れることができるのです。
くせ毛を直すのではなく、くせ毛を活かす。
それでは早速、くせ毛を活かした髪型にするための方法を紹介していきましょう!
2.縮毛矯正をやめる
素敵なカーリー・ウェーブヘアを手に入れるためにまずやらなくてはいけないのは、縮毛矯正に別れを告げること。
これからお伝えする方法を実践するには、まず今の段階で縮毛矯正をやめ、そのまま自分の好きな程度まで縮毛矯正のかかっていない部分=あなたの天然のくせ毛の髪が伸びてくるのを待つ必要があります。
そうなると、下の方は縮毛矯正がかかっていてストレート、伸びてきた上の方はくせ毛で髪の毛がウネウネしてしまっている状態になってしまい、ものすごく気になるとは思いますが、しばしの我慢です。
そして時が来たら、過去の嫌な思い出とともに、縮毛矯正のかかっている部分を…
切ります!
私が髪を切ったときの実際の写真がこちらです。↓
これで準備は整いましたよ~!
3.くせ毛を活かす方法「カーリーガールメソッド」を実践する
さて、ここからが大事なところです。
ここから「カーリーガールメソッド」を実践して、あなたのくせ毛をよみがえらせていきます。
カーリーガールメソッドとはアメリカ発祥のくせ毛の取り扱いのメソッド。
簡潔に説明するとこんな感じです。
- 硫酸塩/硫酸系化合物が含まれていないシャンプー・コンディショナー・トリートメントを使う
- 髪を拭かずに、水ボットボト状態の濡れた髪にジェルを揉みこむ
- マイクロファイバー、もしくはコットンのタオル(着なくなったTシャツもOK)を使って水分を取る
- 自然乾燥orドライヤーで乾かす
以上です。
あまりにも簡潔にお伝えしすぎてあまりピンとこないかもしれませんが、更に簡単にお伝えします。
- 髪を洗う
- 濡れた髪にジェルを揉みこむ
- 乾かす
以上です!
え?それだけ?
って感じですよね。
わかります。その気持ち。
そして、「ジェルって何?」って感じですよね。
それではもう少し詳しく説明していきます。
くせ毛を活かす秘訣は濡れた髪とジェルにあり
このカーリーガールメソッドでは、硫酸塩/硫酸系化合物が含まれていないシャンプーなどで髪の毛を手入れするという点が大事なポイントの一つです。
日本で買えるものでそれに沿った商品だと例えばこちら。(私調べ)
この商品はパラベン・シリコン・サルフェート(硫酸系)フリーなので、くせ毛にとって良いシャンプー・トリートメントの一つと言えます。
カーリーガールメソッドに使えそうなシャンプーとトリートメントについては「【保存版】カーリーガールメソッドにおすすめのシャンプー&トリートメント」の記事でも紹介しています。
ぜひご覧ください♪
でも、今使っているシャンプーやトリートメントがまだ残っていて捨てるのはもったいない…
という場合には、ひとまず以下の2点を実践してみるとある程度の効果が得られるでしょう。
- 髪の毛を水がボットボトに垂れる状態に濡らす=風呂上りが絶好のタイミング
- ジェルを揉みこむ
このジェルというのは、普通にドラッグストアなどで売られている、チューブや丸い容器に入ったような、髪の毛を固めるジェルです。
例えばこちら。
このジェルは実際に日本でくせ毛の方が使用しておすすめされているものの一つです。
普通は髪の毛をまとめたり、ワックスとして使用するジェルなのですが、私たちのくせ毛にも違った形で使用することができます。
そんなジェルをせっかく洗ったばかりの髪の毛につけるなんて…!
と思うかもしれませんが、しっかりと水分を吸った髪の毛にジェルを揉みこみ、その状態で乾かすことで、ただ広がるだけだったくせ毛が、綺麗なウェーブやカールに仕上がります。
パリパリになってしまうのではと思うかもしれませんが、しっかり乾燥したところでオイルを使って少しだけほぐすことで、ふんわり柔らかい仕上がりになるんです。
カールやウェーブをしっかりキープしたい時は多めにジェルをつけるとある程度はパリっとした仕上がりになります。
本来であれば、このジェルもシャンプーなどと同じように硫酸系やアルコール成分が入っていないものがおすすめされています。
ただ、カーリーガールメソッドがほとんど知られていない日本では、その条件にあったジェルを見つけるのはかなり至難の業だったり、それっぽいものを見つけたとしても高かったりするのが難しいところ。
アメリカやヨーロッパではかなりメジャーで、それ専用のシャンプーやジェルなどがたくさん売られているため簡単に手に入れることができるのですが…。
しかし。
心配することはありません。
なかなか売っていないのであれば、作ってしまえば良いのです!
くせ毛を活かした髪型に!ジェルの作り方
私はオランダに住んでいて、カーリーガールメソッドに沿ったジェルを見つけるのは結構簡単だったりするのですが、たくさん使うためすぐなくなってしまいます。
そのため、ジェルをいちいち購入するのが面倒&出費を抑えたいということで、自分でジェルを作って使用しています。
材料はたったの2つ。
- フラックスシード(亜麻仁)
- 水
以上です。
フラックスシードは健康食品として日本でも流行っている?ようですが、Amazonなどで手に入れることができます。
フラックスシード(種子状)
ちなみに、フラックスシードを探すと、焙煎されているものとされていないもの、細かく砕いてあるものなどがあるようですが、砕かれていない&焙煎されていない生の種子状のフラックスシードを選ぶようにしましょう!
色は白いものと黒いものがあったりしますが、どちらでも大丈夫です。
さあ、フラックスシードを手に入れたら、あとは水と合わせて煮詰めるだけ。
私のレシピ
- フラックスシード大さじ4杯と水400~500mlを鍋に入れる
- 7分ほど煮詰め、ドロドロになってきたら指にとって粘り具合を確かめ、火を止めて目の細かいザルで濾す
- 冷ましたあと、用意したボトルに入れて冷蔵庫で保管する
たったこれだけです。
私は100均で購入してオランダに持ってきていたボトル(グニュッと押し出せるタイプ)を使っています。
出来上がったジェルはスライムのようになっていて、口の小さいボトルに入れるのが大変だったりするので、口の大きな容器に入れて手ですくって使うのも便利ですね。
ジェルの作り方詳細は「【たった2つの材料だけ!】手作りフラックスシードジェルの作り方forカーリーガールメソッド」の記事でも紹介しています。
ぜひご覧ください♪
ジェルを使った手入れの手順
それでは髪の手入れ方法について簡単に説明します。
- お風呂に行く時、ジェルを一緒に持っていき脱衣所に置いておく
- お風呂を終えて出る時、髪の毛は拭かずに水がボトボト落ちるほど濡れた状態にしておく
- 濡れた髪にジェルを取り(結構多めに使ってOK)、髪にまんべんなくつけてなじませる
- 髪の毛を毛先から持ち上げるようにギュッギュッと揉み上げ、ジェルを揉みこむ
- ボトボトに滴っていた水が落ちてこなくなったらいい頃合い
- マイクロファイバーorコットンのタオルやTシャツで下から揉み上げるように髪の水分を取る
- ディフューザーをつけたドライヤーの温風(もしくは冷風)弱で乾かすor自然乾燥させる
以上です。
ディフューザーなんて初めて聞いたという方に私のディフューザーをお見せします。
こちら。
なんじゃこりゃ!って感じですよね。
このディフューザー=拡散器はドライヤーの先に取り付けて風を拡散させるもので、カーリー&ウェーブヘアの人向けのありがたい一品です。
この突起物のついたボウル状のところを髪の先端の方から当て、髪を下から持ち上げるようにしてカールやウェーブをキープしながら乾かします。
このドライヤーは私がオランダに来たときに夫が購入して準備してくれていたもの。
たまたまこのディフューザーがセットで箱の中に入っていました。
最初何かと思って、まったく使っていなかったのですが、今回このくせ毛の手入れをするにあたってようやく使い方が判明!
既にドライヤーを持っていてディフューザーがないという場合は、ディフューザー部分だけ購入することもできるので安心してください。
こんな風にディフューザーのみ購入ができます
デメリットは?
簡単にストレートヘアに戻せない
デメリットなんて一つもないです!
…と言いたいところですが、あえて言うならば、ストレートヘアに簡単に戻せないこと、でしょうか。
もともとストレートヘアであれば巻いてカールを作ったりできますが、くせ毛の場合は縮毛矯正をかけていない髪を自力でヘアアイロンを使って全部伸ばしたりするのは結構大変ですよね。
どんなに頑張って伸ばしても縮毛矯正のようにサラサラには仕上がらないですしね…。
一度縮毛矯正をかけてしまうと、また髪が伸びてくるまで自分の天然カールやウェーブとはおさらばしなければならないので、なかなかストレートに戻せないのがデメリットの一つと言えます。
毎日頭を洗うことができない
そして、もう一つのデメリットは、毎日頭を洗うことができない、ということです。
洗ってもいいんです、もちろん。
ただ、くせ毛って思っている以上にすごくデリケートらしく、カーリーガールメソッド的には毎日髪を洗うのはくせ毛にとって実はよくないことらしいです。
ちなみに、カーリーガールメソッドは一週間に一度の洗髪をすすめているのですが、私はどうしても耐えられず…
少なくとも一日おきには洗っています。
それでも問題なく効果を得られているので、きっちりメソッドに従うかは自分次第でいいと思います。
髪を乾かすのに時間がかかる
ディフューザーでゆっくりと乾かすので、髪の毛が完全に乾ききるまでかなり時間がかかってしまいます。
髪を乾かしている間は音がうるさくてYouTubeを見て時間をつぶすこともできず…。
乾かすのに時間がかかってしまうのは結構めんどくさいポイントかなと思います。
そうはいっても、数ヶ月に一度、永久的にかけないとやっていけないと思っていた縮毛矯正から解放され、その分費用もかからない。
縮毛矯正をかけたようなストレートヘアにはなれないけれど、その分綺麗でおしゃれなカーリーorウェービーヘアを楽しみながら自分のくせ毛を好きになれるなんて、一石二鳥です!
カーリーガールメソッドで自分のくせ毛を活かして好きになろう
このカーリーガールメソッドは、先ほどもお伝えしたように、綿密にそのメソッドに沿って実践しようと思うとかなり細かく注意する点があります。
ですが、私はあまり気にせず、できる範囲でやれることをやって、あとは少しずつ自己流でアレンジしながら実践しています。
私がメソッドに沿って実践している部分は以下の通り。
- 硫酸塩/硫酸系化合物が含まれていないサルフェートフリーのシャンプー、コンディショナー、ジェル(ホームメイド)を使用する。
- マイクロファイバーのタオルで髪を拭く。
- ディフューザーをつけたドライヤーで乾かすor自然乾燥させる。
私の場合は実ははじめからカーリーガールメソッドを知っていて縮毛矯正をやめたわけではありませんでした。
オランダで縮毛矯正のできる日系の美容室に行くとどうしても高くてなかなか行けないので、近所の現地美容室でとりあえず縮毛矯正のかかっている下の部分だけを切ってもらうことにしたのです。
そしたら髪をすくとかそういう処置は一切なく、バッサリパツーン!と切られてしまい、髪が広がって大変なことに…
これにショックを受け、それであれこれ何か手はないかと情報収集をしていたところたまたま発見したのがこのカーリーガールメソッドでした。
もう本当に、おかげさまで救われました。
今まではくせ毛の直し方、くせ毛をなくすこと、縮毛矯正をしてストレートにすることばかり考えていた私の人生があっという間に変わりました。
今では自分のくせ毛を活かして楽しむことができています。
というわけで、今日のところは以上です!
一緒にくせ毛ライフを楽しみましょう!